えいざつき ~映画と世情と日常と~

何かの感想というよりも、それで思い出した事を書きます。映画、SFが多めです。そして、たまに妄想が暴走します。

劇場公開

奇跡が何かを知りたければ『ハクソー・リッジ』を観れば良い

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][修正有] 『ハクソー・リッジ』日本オリジナル予告編 沖縄戦を題材にした『ハクソー・リッジ』。観終わった後の感想は、実は戦争は主題ではなくどうやら前半の父と子、中盤の訓練と後半の戦闘における…

『22年目の告白 私が殺人犯です』は何を「発見」したか?

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 22年目の告白 予告編 韓国映画『殺人の告白』(以下、『殺人』と略)を翻案にした『22年目の告白 私が殺人犯です』(以下、『22年目』と略)は観終わった後に誰もが感じるとおり藤原竜也劇場だ。彼のキ…

『ローガン』雑感:こうしてローガンは……

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画「LOGAN/ローガン」TVCM (STORY編30秒) 『LOGAN ローガン』はアメコミの事件だ!という振れ込みはどうでもよくて『ローガン』はアメリカでしか成立しない、いかにもアメリカな映画だ…

『美しい星』はどこまで『美しい星』になったのか?

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 美しい星 - 映画予告編 個人的な話から入るが、亡くなった友人からかつて三島由紀夫の『豊饒の海』の話を聞いたことがある。友人によると『豊饒の海』は「物語(ストーリー)の歴史(ヒストリー)を描き…

『夜明け告げるルーのうた』と『レッドタートル ある島の物語』と同じとこ

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画「夜明け告げるルーのうた」本編映像+予告編 『夜は短し歩けよ乙女』とは対照的に『夜明け告げるルーのうた』はファミリー層を意識したジブリ的なアニメ映画だ。だから内容は分かりやす…

『メッセージ』は、どれだけ『あなたの人生の物語』になったのか?

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画『メッセージ』本予告編 『プリズナーズ』『複製された男』『ボーダーライン』の作品からシリアスなイメージをもっていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のばかうけ発言で自分のだけの好感度が…

『無限の住人』にちょっと足りないもの

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 映画『無限の住人』本予告【HD】2017年4月29日公開 「“ぶった斬り” エンタティメント」で宣伝している『無限の住人』は時代劇というよりも日本映画草創期のチャンバラに近い印象。「一人の男を大人数で斬…

『グレートウォール』を『初恋のきた道』で語ってみる。という暴挙をあえてやってみました

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 『グレートウォール』 "伝説の怪物が、ついに襲来" 本編映像 『グレートウォール』、マット・デイモン主演だから万里の長城モノとはいってもPROMISE 無極』のような中華ファンタジーだと予想していたのだ…

『ゴースト・イン・ザ・シェル』と『GHOST IN THE SHELL』が語る「幽霊」

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | ファースト・トレーラー 『ゴースト・イン・ザ・シェル』。クライマックスにアレのCGIを見せてくれれただけでも自分としては充分に満足はできたし、物語は…

『SING/シング』で、神の息吹きを食らいやがれ!!

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 映画『SING/シング』 吹替版特別予告編 『シング』は見た目にとは裏腹に渋い映画ではないのかと個人としてはそう思っている。いわゆる「市井モノ」だからかもしれないけども。 この映画ではダメキャラに…

『キンギグコング 髑髏島の巨神』でコングが取り戻したモノと、そしてラグナロクへ

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] キングコングの宿敵スカル・クローラーとコングが衝突!『キングコング:髑髏島の巨神』本編映像 『キングコング 髑髏島の巨神』は「お前らは本当はこんな怪獣映画が観たいんだろ!」といわんばかりの『シ…

『 パッセンジャー』とは『望郷』であり『レオン』でもある

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 映画 『パッセンジャー』 予告 映画ではじめて恒星間ラムジェットを描いた『パッセンジャー』はそれだけでモルテン・ティルドゥム監督に「ありがとう、ありがとう」としか言えないのが個人的な感想である…

『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が語る「夢」

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』特報【HD】2017年3月18日公開 『ひるね姫』かなり観る人を選ぶ映画だ。正直に言えば自分も手放しでおススメするのにはかなり抵抗はある。あるが、…

SF映画ファンとしての『モアナと伝説の海』評

ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略] 映画『モアナと伝説の海』日本版予告編 神話のポリネシアン世界を描いた『モアナと伝説の海』はSF映画ファンなら観ておくべき映画だ。ここでは自分のSF映画ファン心をくすぐった部分を書いてみたい。 こちら…

『ラ・ラ・ランド』は『君の名は。』だ!

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 「ラ・ラ・ランド」本予告 『ラ・ラ・ランド』はミュージカルというよりもミュージカルリスペクト映画というのが自分の印象だ。そして内容はベタなドラマだ。 なのであのラストシーンは『セッション』のチャ…

『ソードアート・オンライン』の主人公キリトはどうして素敵なのかをオジサンに向けて書く

ここでは題名と名称を恣意的に表記します[敬称略][加筆修正有] 「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」PV 第2弾 最初にお断りしておくと『ソードアート・オンライン』(以下、『SOA』)はテレビアニメだけで原作は読んだことがな…

『サバイバルファミリー』を若者に向けて語る

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 「サバイバルファミリー」予告 まず告白すると、どうしてかは自分でも分からないが矢口史靖監督の映画が苦手だ。だから『サバイバルファミリー』SF風でなければ劇場で観なかったかもしれない。 こちらも…

『虐殺器官』から垣間見る伊藤計劃の「文法」

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 「虐殺器官」新PV 早世のSF作家 伊藤計劃の『虐殺器官』を読むと著者がかなりの映画ファンだと感じる。『虐殺器官』だけでも『CURE』『ゼイリブ』の影響を感じ取ることができる。 ただ映画はドラマが原…

キチジローをよく見ていれば『沈黙-サイレンス-』はよく解ります

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][誤字脱字修正有] 映画『沈黙-サイレンス-』アメリカ版予告編 スコセッシ監督渾身の力作!が『沈黙』の感想だが、正直、自分にはこの映画を受け取る感覚にはなれなかった。遠藤周作の原作はずっと前に読…

『ザ・コンサルタント』は、ほっこりバイオレンスアクションです

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] [加筆修正有] 映画『ザ・コンサルタント』予告編 大藪春彦というよりも小池一夫だったよ『ザ・コンサルタント』は。 そして信じられないかもしれないが観終わった後に心が少し温かい感じになります。 ここ…

『ドント・ブリーズ』に映る「荒涼」

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆有] DON'T BREATHE - Official Trailer (HD) シリアスな『ホーム・アローン』か、それとも『パニック・ルーム』か?と思いきや中盤から『悪魔のいけにえ』並みのホラーに転じてゆくのが『ドント・ブリ…

『ポッピンQ』実は『千と千尋の神隠し』とほぼぼ同じ

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 劇場アニメ『ポッピンQ』予告映像 ヘンに癖が強いからか、それともエンドロール後の衝撃(?)が強すぎてなのか『ポッピンQ』評判が芳しくない。しかし、個人的にはこれを残念作としてはみてはいない。た…

『ローグ・ワン』からみる『スター・ウォーズサーガ』の取り扱いの難しさ

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告 希望編 今年一番の感動作! 『スター・トレック BEYOND』で不覚にも泣きそうになったのを何とか抑えたが、『ローグ・ワン』は駄目だった。上映後に目…

本年度 長澤まさみが演じた「面倒な女」ベスト3

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] そろそろテレビドラマ『真田丸』が終わりそうなので。 twitter.com 『真田丸』といえば きり。きりといえば面倒な女! そして今年もっとも面倒な女を演じた女優 長澤まさみの「面倒な女」のベスト3を唐突…

『ダゲレオタイプの女』と「怪奇」をアレコレ考えた

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 『ダゲレオタイプの女』映画オリジナル予告編 「あんな写真機なんてあるか!それに等身大で映すのならあれでもまだ小さいし、あったとしても焦点距離にはほど遠いし肝心な感光させる板なんてあるわけが無…

多くの世代に『この世界の片隅に』を観てもらいたくてオッサンが頭を駆使して何とか書いてみました

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画『この世界の片隅に』予告編 大傑作! と自分が書かなくても出てくるレヴューは多くが絶賛モードのオンパレードなので全然問題はないが、それとは別に舞台設定から、そしてこの映画を持ち…

『七人の侍』4Kデジタルリマスター版についてアレコレ考えたこと

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 『七人の侍』について思うところを書いてみたいと思います。 午前十時の映画祭7 「七人の侍」4Kデジタルリマスター版上映記念トークショー 日本どころか世界中に名を知られている名作だし、語りつくされ…

ネタバレ有?:映画『聲の形』は『ガルパン』に似ているんじゃないか?説

ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 原作は未読なので映画『聲の形』についてのみを書きます。 映画『聲の形』 本予告 eiga.com 個人的な感想として「普通に面白い」、そして「丁重に作られた良映画」なのだが、この映画を観てある…

ネタバレ有:誰かオレに『ハドソン川の奇跡』の素晴らしさを教えてくれ!

ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略] C・イーストウッド監督×トム・ハンクス主演『ハドソン川の奇跡』予告編 eiga.com 大傑作!である事は間違いない。間違いないのだが、どうしてこれが大傑作なのかが自分には分からない。

ネタバレ有?:単純に『怒り』をミステリーだけで見る。

ここでは題名を恣意的に表記します。[加筆有][敬称略]ここでは映画『怒り』について書きます。 怒り : 作品情報 - 映画.com 『怒り』は現代社会のマイノリティーに生きる人々のドラマで。感想は「けっこう満足した」。だけどドラマとしてのタイトルだけ…

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

映画(全般) ブログランキングへ