えいざつき ~映画と世情と日常と~

主に映画の思い出について書きますが。基本は自分の思った事をつまり妄言を書きます。

書評

『美しい星』はどこまで『美しい星』になったのか?

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 美しい星 - 映画予告編 個人的な話から入るが、亡くなった友人からかつて三島由紀夫の『豊饒の海』の話を聞いたことがある。友人によると『豊饒の海』は「物語(ストーリー)の歴史(ヒストリー)を描き…

『メッセージ』は、どれだけ『あなたの人生の物語』になったのか?

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略][加筆修正有] 映画『メッセージ』本予告編 『プリズナーズ』『複製された男』『ボーダーライン』の作品からシリアスなイメージをもっていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のばかうけ発言で自分のだけの好感度が…

『虐殺器官』から垣間見る伊藤計劃の「文法」

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 「虐殺器官」新PV 早世のSF作家 伊藤計劃の『虐殺器官』を読むと著者がかなりの映画ファンだと感じる。『虐殺器官』だけでも『CURE』『ゼイリブ』の影響を感じ取ることができる。 ただ映画はドラマが原…

<書評>原田曜平 著『新・オタク経済学』の感想文

ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略]新・オタク経済 3兆円市場の地殻大変動 (朝日新書) [新書]原田曜平朝日新聞出版2015-09-11もちろんブログ主もオタクである。そしてオタクはその手の知識をどれだけ有しているかがその純度を高めてゆく指標にな…

<ネタバレ>『キャロル』は原作を読んでいると感動が深くなります

適切ではない表記をみつけたので書き換えました。修正と共にお詫びいたします。[敬称略]『キャロル』を観ました。 キャロル : 作品情報 - 映画.com 『キャロル』は苦手な映画だ。同性愛だからではなく、頭を使う映画だからだ。美しい映像とキッチリとした…

『火星の人』と『月をマーケティングする』と『オデッセイ』の書評のようなもの

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 〇 はじめに『オデッセイ』原作の『火星の人』を読んだときの印象が「文体こそ今風だが、これはニューウェーブ以前のSFだ」と、または「クラークぽぃ」の二つだった。ここでいうクラークとはもちろん…

書評:春日太一 著 市川昆と『犬神家の一族』の感想文 後編

[誤字脱修正有][敬称略] 春日太一 著 市川昆と『犬神家の一族』の感想文の続きをかきます。 市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書) [新書] 春日 太一 新潮社 2015-11-13 こちらの続きになります。<書評>春日太一 著 市川昆と『犬神家の一族』の感想文 前…

書評:春日太一 著 市川昆と『犬神家の一族』の感想文 前編

[加筆修正有][敬称略]春日太一 著 市川昆と『犬神家の一族』を読みました。 市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書) [新書] 春日 太一 新潮社 2015-11-13 その感想を別の参考として『季刊 映画宝庫 No9』を使って書いてみたいと思います。映画宝庫とは - は…

ネタバレ:『天空の蜂』を映画と原作を比べてみた

注:ここでは『天空の蜂』の映画と原作のネタバレがあります。[加筆有]『天空の蜂』を観てきました。 『天空の蜂』は映画としては傷が多い --これは後で書きます。-- がラストシーン前のメッセージで “絶句” したので、ブログ主にはあまり批判できない…

<書評>『本多猪四郎 無冠の巨匠』を読んでみた。

出典を思い出せないのでブログ主の妄想と思ってもいいが、大島渚監督が世界中の映画祭を回った際にいつも聞かれたのが「イシロー・ホンダは健在か?」だったのを本書を読んで思い出した。本書でも本多監督への敬意をする人々が数多く出てくる。怪 獣&SFの…

書評:『The Science of Interstellar』を読んでみた。

注1:ここは『インターステラー』のネタバレを含みます。まだ観ていない方はお勧めしません。注2:観た方へ。自分の英語力は中学生程度なので、内容を鵜呑みにしないで下さい。[修正有] 『インターステラー』のSFファンの評価が低い。主な理由は…… ① ブ…

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