『TOKYO TRIBE』を観たあとに『花子とアン』をみると爆笑してしまいます。どうしてくれるんですか!
TOKYO TRIBE : 作品情報 - 映画.com
日本の無国籍アクションをかいてみる。
その一 : 漂流街
冒頭で地平線がみえる荒野を疾走するパトカー。字幕には “埼玉県戸田市” にみられるとおり最初からぶっ飛ばしである。観たはずなのに、その後なーんにもおぼえていないわ!馳星周のルノアールを楽しみたい人にはむしろおススメしない。本人は映画にも出ていたから文句はないのだろうけど。
その二 : 『花のあすか組』
TV版もあるがここでは映画の方。当時の大ヒットTV番組の『スケバン刑事』と差別化を図ったせいなのか原作と違って無国籍アクションに。でも、ごめんなさい。ローリグ・ストーンズのサティスファクションと敵役の振動マイクと武田久美子の目つきしか憶えていないわ。ちなみに監督は崔洋一。
その三 : 『爆裂都市』
「これは暴動の映画ではない。映画の暴動である」の売り文句どおりの映画である。皆があちらこちらで暴れているうちに公権力が介入してENDで、どこが面白いかといわれれば困る!ところで監督の園子温が言及しているとおり『TOKYO TRIBE』に一番近い映画はこれだろう。とりあえず見せ場は若い頃の
日活はかつて無国籍アクションを数多く作ったので『TOKYO TRIBE』は原点回帰かもしれない。
(敬称略)