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えいざつき ~映画と世情と日常と~

主に映画の思い出について書きますが。基本は自分の思った事をつまり妄言を書きます。

<ネタバレ>『インターステラー』を観る二つの要素とおまけ

注:誤字を修正しました。

インターステラー』は大団円!ノーランらしくねぇ!!

インターステラー : 作品情報 - 映画.com

よくわからないところがあるので補足してみた。



ブラックホール特異点
ブラックホール - Wikipedia
ワームホール - 宇宙情報センター
恒星が爆縮した中性子星は発見されているし、ブラックホールでなければ説明できない現象も観測されているからブラックホールは実在していると考えても良い。しかし、ブラックホールがようなものであるかは理論上から類推してわかっているだけで具体的にはどのようなものであるかは実際に近くで観測してみないとわからない。つまり、人間はブラックホールをすべてを知っているわけでではないので、そこに映画的なウソを入れることができる。だから、今作はこのような展開になった。


余剰次元と宇宙からの帰還
余剰次元 - Wikipedia
ブラックホールが「別の宇宙への出入り口」である可能性が浮上 - ループ量子重力理論をブラックホールのモデルに適用した結果 - 海外からの最新科学ニュース
ブラックホール情報パラドックス - Wikipedia
クライマックスのシーンをどう観るかが評価の分かれ目になる。個人的な解釈を言う前に、大雑把な説明をすればクーパーがブラックホールの中心 (特異点) におちいった “あの場所” は、ひとつづつの情報に固定された場所で余剰次元であるプレーンワールドを描写したものだろう。余剰次元を含む総て次元を巻き込んだ (これは今作でも説明はされている) 特異点に入るということは量子的な存在 (量子力学の寓話でいわれるシュレーディンガーの猫の状態) になるのことだから “あの場所” はプレーンワールドから見た視点になる。そして、クーパーが信号を送ったのは重力を操作して次元を動かした描写になっている。ここからは個人的な解釈になるが、それでは何故 “あの場所” だったかというと、これは五次元人たちの「粋な計らい」としか考えるしかない。そして、問題の解決をしたクーパーがプレーンワールドからの脱出方法をみつけて  “あの場所” に一番近いワームホールに出ることが出来た。
ちなみに、これは一般性相対性理論の定義のひとつ等価原理 -慣性と重力は見分けがつかない- を無視してはいるが等価原理は今のところは現実が根拠になっているだけで理論的な強度がなされていないから、ここにも映画的なウソを入れたのだろう。


〇 おまけ:ダストボウル
ダストボウルの連想させる砂漠化で人類が滅亡してゆく地球の描写は個人的にはあまりリアリティを感じなかった。もし、これが起きるとすれば全世界が砂漠化を一斉にスタートさせないといけないからだ。しかし、環境の変化がどのようになるのかの予想はまだ未知だし、環境の変化が起きてしまえばどのような努力をしても (例えば最近の北京のAPECブルーとか) 現状を好転させることはできない。坂から転がり落ちる石を見るように成り行きを見守るしかない。そして環境問題の難しいところは変化が起きる&終わるのオンとオフの見極めが難しいところにある。

[追記]
補足として <超ネタバレ>『インターステラー』おさらい編 - 映雑記 の記事を追加しました。







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