えいざつき ~映画と世情と日常と~

何かの感想というよりも、それで思い出した事を書きます。映画、SFが多めです。そして、たまに妄想が暴走します。

<ネタバレ?>『007 スペクター』脳内ポイズンベリー風レヴュー。

注:ここでは『007 スペクター』を『スペクター』として記します。[加筆修正有][敬称略]




007 スペクター : 作品情報 - 映画.com 

今回のキーワード -- グレイグボンドのテーマは何か? --



「よう、否定派の俺」
「なんだよ、肯定派の俺」
「二回目を観た感想は?」 
「やっぱり、イマイチだったよ」
「そうか」
「冒頭の長回しから前作の『スカイフォール』の感動がよみがえってワクワクしたんだけどな。良かったのはアバンタイトルまでだな。後は昔の007だった
「そうだな」
「第一あの悪役はなんだよ!ロバート・ショーとハロルド坂田とリチャード・キールを足して割ったようなあれは。あれが本当にベタすぎる襲撃をするんだよ」 
「ボンドやばかったな」
「それにオマージュといえば聞こえがいいけど過去の作品から借りまくりで新しさナッシングだし、もうファンだけ楽しんでください臭がプンプン」 
「それはSF作家のアーサー・C・クラークの名言「自分の作品から盗れなければどこから盗ればいいの?」に倣ったからだろ」 
「それ名言じゃなくてジョークだ!」 
サム・メンデス監督は『スカイフォール』からみても重度のボンドオタクなのは薄々気が付いていたから『スペクター』 のはぼ全部が過去の作品で埋め尽くされていたのは予想していたのには意外よりもむしろ当然といば当然なのは当然なのだが」
「だが、なんだよ?」
「とりあえず、そこはおいといて、まずは確認から、ダニエル・グレイグのボンドは続きものだろう」
「まぁ、それがあのボンドの特徴だからな 」
「あのボンドのテーマって何だ」
「それはジェームズ・ボンドジェームズ・ボンドになるのがテーマじゃないのか」
「だろう。これは俺の考えなのだが『カジノロワイアル』と『慰めの報酬』 は007青春編ではないのかと
「へ?」
「だってあの二作は失恋がメインだろう」
「ま、まぁ恋がかなわなかったという意味ではそうだけど、あれは失恋というのか」
「そんなもんでいいんじゃない」
「わかった、それでいい。で?」
「そしてスカイフォール』と『スペクター』は007自立編だと考えている
「へ?」
「 だって『スカイフォール』は母から『スペクター』は父からの自立だろう」
「それは無理矢理すぎるぞ!」 
「それじゃ『スカイフォール』のシルヴァと『スペクター』のプロフェルドは普通の悪役でいいじゃないか。あいつらの葛藤のおかげでスケール感がこじんまりしていまっているのだから」
「確かにただボンドをいじめているだけにしかみえないからな」
「MI6の建物を完全に破壊しているのも母性と父性の象徴である家から出てゆかざるをえない状況を描写しているものだと俺は考えている」 
「うーん、突っ込みたいが言葉がみつからないので、そこもスルーする。しかし、それだとダニエル・グレイグのボンドは精神年齢が20歳で『スペクター』は成人式って解釈になるぞ」
「うまいことをいうーなー」
「じゃかまいしい!」
「そこでだ。青春編と自立編の次は何だ?」
「まさか立志編か?」
「………………………………………………………………………………… 正解!」
「今頃みのかよ!しかし、今作の『スペクター』で完成された感じはするけど」 
「いや、まだ完成はされてはいない。あの重度なボンドオタクな監督があえて描いていないところがある!お前ボンド映画ではお馴染みの最初のアレを観たか?」
「まぁ、いつものテーマ曲がはじまって銃口からボンドが銃を撃って画面に血が流れて……あっ!」
「そうだ」
「穴が無い!」
「そう穴が無い」
同時に「アナかー」 


最後に

次回はあいつの頭も(以下、略) 


こちらも読んでくださるとうれしいです。
<ネタバレなし>『007 スペクター』を楽しめるかもしれない二つの要素。 
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