えいざつき ~映画と世情と日常と~

何かの感想というよりも、それで思い出した事を書きます。映画、SFが多めです。そして、たまに妄想が暴走します。

<ネタバレ>『クリード チャンプを継ぐ男』脳内ポイズンベリー風レヴュー 島本〇彦風味

注:ここでは『クリード チャンプを継ぐ男』を『クリード』として表記します。[敬称略]


 
クリード チャンプを継ぐ男 : 作品情報 - 映画.com  

今回のキーワード  -- 感情移入の瞬間 -- 



「最高だったな!」
「おう!最高だ。アドニスが父であるアポロを超えようとする姿には感動するな!」
「(……ピタッ)」
「ん?」
「バカヤロッオオオオオオオ!!」
バギッーーーーーーー
ドッザッザッザザザザザザザザザザザザザザザザザアズッーーーーーーンン

「(ポタ、ポタ)てめぇ、いきなり何を?」
「だからお前はダメだぁぁぁぁ!」
「!?」
「たかが映画ブログを書いているからって増長するな!所詮お前は淀川〇治、水野晴〇、荻〇弘、品田〇吉、蓮重彦、町山〇浩、ライムスター〇多丸、岡田斗〇夫、荻〇チキにはなれん。身の程をわきまえろ!!」 
「荻〇チキだけ意味不明!」
「だまれ!それなら訊くが、お前はアドニスが誰を倒したがっていたのかわかるのか」
「わかるのか?といわれてもコンランじゃないのか」
「ちがう!それなら次は初陣の撮り方がノーカットなのはどうしてだ」
「いや、あれはクライマックスとメリハリをつけるためじゃ……」
「ちがう!ならば問う。初番のネット動画でアドニスは誰を相手にシャドーボクシングをしていた」
「えっ?アポロだろ」
「それなら冒頭のアドニス子供時代のアップで誰を連想した」
「それは、やっぱりアポロだろう」
「そこまでわかっていながら何故、気がつかん!!」
「知るか!それじゃ何なんだよ!」
アドニスが倒したがっていたのはアポロだ!
「へっ?」
「アポロに決まっているだろうが!」
「はぁ?」 
「アドニスが倒したがっていたのはアポロだ。だから、ボクサーを目指した」
「つまり、アドニスがロッキーの教え子になったのはアポロを倒すためにだと?」
「そうだ」
「いや、だってアポロ死んでるじゃないか」
「だから、チャンピオンになるのだろうが!チャンピオンになればアポロに勝てるだろう。もちろんただの憎しみからではない」
「つまり、見知らぬ父への愛と憎しみがアドニスをボクサーにしたのだと?
「そうだ!そしてそれは意図してそれを隠している。アドニスの初陣をノーカットで通したのもそれだ。映画を観ているものに対してアドニスに感情移入させないための計算だ」 
「確かにノーカットは観ているものに特定のキャラに感情移入させずにあきずに観つづけさせる方法だし、そうなら成功してるが、それならコンラン戦のアドニスがドラマのキーになるのか。確かに「俺は過ちじゃない」みたいなことを言っているし。いや、それよりも」
「なんだ!」
「コンランとの試合が終わった後にアドニスはアポロに愛しているみたいなことを言っているじゃないか。それならアドニスはアポロと和解したことになるぞ」
「和解してるだろう!」
「へっ?」
コンランに失神されたアドニスが復活するときフラッシュバックするのは崩れ落ちるアポロの姿だ。あれでアドニスとアポロはシンクロした!
「ええっ!!」
あのコンランとの戦いは『ロッキー』を思い出すが、そこでロッキーとアドニスとアポロの生き様がシンクロする。もちろんそれは計算どおりだ。アドニスの戦いはロッキーとアポロの人生でもある。それが……」
「それが……」
「和解だーーーーーー!!」
ガッガーーーーーーーーーン
「そして、それは今のアメリカに渦巻く人種間の問題を「ロッキーの神話」でまとめ上げようとする。強烈なメッセージでもある。これは、もうリスペクトを越えた」
「超えた……?」
スーパーウルトラゴージャスデリィーシャスゴールデンリスペクトだーーーーー!!!!!!
「なんやそれー!!」





 
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