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えいざつき ~映画と世情と日常と~

主に映画の思い出について書きますが。基本は自分の思った事をつまり妄言を書きます。

ネタバレ:『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の二つの見所ポイント

劇場公開 小ネタ

注:ここでは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を『BvS』として表記して、また他の映画を恣意的に表記します。 [修正有]

話題の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』観てきました。

  

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 - 映画.com

映画ファンなら「対決」とか「VS」とかの題名をつけた場合。たいていは「そうはならない」ことは常識として知っているので、むしろ「どう絡めて、どう収めるか」をラブコメを観るように楽しむのがこの手の映画の観方だが、 この映画の原題 “Batman v Superman: Dawn of Justice” をみる限り「VS」では無くてただの「V」つまり「対決」ではなくラテン語の「反対」の意味。つまり『マネー・ショート』と同じ微妙にタイトル詐欺! あーややこしい。


以下、気がついたことを書きます。 

 

 〇 正義の夜明け


DCコミックスとは - ニコニコ大百科 - ニコニコ動画 
スーパーマン&バットマン!最強チーム「ジャスティス・リーグ」を君は知っているか!?【アメコミ】 - NAVERまとめ  
バットマン: ダークナイト・リターンズ - wikipedia

映画を観終わった人ならわかるだろうが『BvS』は宣伝でバットマンとスーパーマンの対決を謳ってはいるが、原題が示すとおりバットマンとスーパーマンの共闘であり、いわゆるジャスティス・リーグへの序章になってる。中でメタ・ヒューマンとして描かれる彼等がそれである。そして『BvS』は『マン・オブ・スティール』 (2013) の続編にあたると同時にそのほとんどがDCコミックの過去作からの “引用” で構成されている。映画だと平成ゴジラシリーズや007シリーズが範疇に “自身の歴史” の改ざんを行なうが、『BvS』ではさらにDCコミックの過去作から物語や設定を “引用” するのではなく、状況を “引用” するという、より映画に近い手法を使っている。例をあげると前半でウェインがたまに観る悪夢はDCコミックのあるキャラの干渉によるものだが、『BvS』だとそれがスーサイドスクワットのキャラを挿むことで「そうとも限らない」そぶりをみせたり、クライマックスで暴れるドゥームズデイはキャラとしてはウルトラマンゼットンと同じだが必ずしもそうはなっていないつくりから、映画のジャスティス・リーグはDCコミックの過去作から “引用” しつつも全体としては “新しい” 映画としてのジャスティス・リーグを目指していると推測される。平たく言うと「よくわからなかったお客様。映画ジャスティスリーグシリーズを観続けれはよくわかるようになるよ。だからよろしく!」といっているのである。


バットマンとスーパーマンとルーサー

黙示録(モクシロク)とは - コトバンク 
トリックスター - Wikipedia

『BvS』の不満は「VSになっていない」もそうだが、なにより「正義に対して疑問を出したのに答えを出していない」と「レックス・ルーサーが劣化版ジョーカーだ」だろう。ブログ主の考えはやはり「映画ジャスティスリーグシリーズを観ればそれはわかってくる」だ。それがはっきりとわかるのはラストでサラリとみせる「悪魔が降りてくる」絵画で想像できる。あきらかに黙示録を暗示させるソレは「ルーサーがした事は他の星(世界)に地球が存在しする」を知らしめたことだ。つまり「これから敵が地球に攻めて来る」のを示唆している。それに対抗するのはバットマン等のメタ・ヒューマン、つまりジャスティス・リーグなのだ。そうゆう視点からいえば『BvS』でのルーサーの役割は悪役ではなく、今まで異なった世界観を一つに統一するために必要だった。と推察できる。つまりは「これから」なのだ。
おそらく続編は『BvS』で成された問いかけの答えがなされて -- その代わり別の問いかけが出る -- そのクライマックスは「スーパーマンの復活」なのだろう。


感想は……


「やってらんねぇーら」です!これはファンムービーです。しかし『まどマギ』や『ガルパン』みたいに一見様でも楽しめる要素があればよいのですが、これにはありません。つまり『けいおん!』とか『ラブライブ!』の方向です。しかも、それなのにこの映画けっこう頭を使います。『サウルの息子』や『マネー・ショート』どころか『スティーブ・ジョブズ』よりも頭を使います。まるで「DCコミック検定試験」並みの難しさです。観終わった後はグッタリするはずです。つまり気軽に楽しみたい人には不向きな映画です。ヒーロー物で「それってどうよ?」と感じること請け合いです。DCには「お前、後発のマーベルにすっかりトップを取られたから挽回しようと必死なのはわかるが、まずは落ち着け!」と言ってやりたいです。








 

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