えいざつき ~映画と世情と日常と~

何かの感想というよりも、それで思い出した事を書きます。映画、SFが多めです。そして、たまに妄想が暴走します。

<ネタバレ>『ヘイトフル・エイト』を観たなら『オオカミは嘘をつく』も観ておけ!<二作とも>

[敬称略]

ヘイトフル・エイト』を観ました。

 

 ヘイトフル・エイト : 作品情報 - 映画.com 

マンガ『炎の転校生』に出る伊吹三郎の「心に棚を作れ!!」スピリットでいうなら「タランティーノ、お前大人になったな!」が『ヘイトフル・エイト』の率直な感想だ。 
まずマカロニウェスタン風だけど違う!ミステリーに見えるけど違う!というかアレはミステリーファンが怒り出しかねない展開だ。(逆にバカミスならこれは傑作!)「それじゃ何?」と問われれば、これは南北戦争を背景にした寓話だ。 最後の落とし処を道徳的にもっていったのからしてそれは解る。「あれで?」と問いかえされれば「そうだ!」と力強く返す。それが『ヘイトフル・エイト』だ!

とはいえ、観終わったあと「最近、これに似た映画を観たような?」気分に襲われて脳内とネットの検索で調べたら「ある映画」にたどり着いた。『ヘイトフル・エイト』のやり方はイスラエル映画の『 オオカミは嘘をつく』とほぼ同じだ。


   

オオカミは嘘をつく : 作品情報 - 映画.com 

だって、タランティーノ絶賛!なんて宣伝文句だったから。そりゃそうだ。

そして、『オオカミは嘘をつく』もミステリーの体裁はしているが、これも寓話になっている。

だけど背景は違う。

ヘイトフル・エイト』が南北戦争なら『オオカミは嘘をつく』は中東戦争だ。

4度にわたり衝突「中東戦争」ってどんな戦争だった? - THE PAGE 

被害者の父親と祖父は犯人と思われる人物を拷問にかけるが、それは「あるモノ」を取り返すためだ。

問題作『オオカミは嘘をつく』 - 映画から見る、超軍事国家イスラエルの狂気性を考察 

サウルの息子』を観た人ならすぐに解るだろうが、この映画はそれだけのために拷問をする。それだけ大事な事なのだ。

そして、それは現在のイスラエルとアラブとの関係の寓意になっている。映画でアラブ男性が出てくるので、もうハッキリとわかる。

そりゃタランティーノも絶賛するわ。

しかし『オオカミは嘘をつく』は「憎しみの連鎖は終わらない」と主張しているのに対して『ヘイトフル・エイト』は「ケリを付ける事はできかも知れない」と主張しているところだ。

ヒントは「西部の正義」と「リンカーンの手紙」だ。

だから両作に関してブログ主は主張する。

これは道徳教育として使うべき!

恐ろしくグロいけど……








 
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