読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

えいざつき ~映画と世情と日常と~

主に映画の思い出について書きますが。基本は自分の思った事をつまり妄言を書きます。

『シン・ゴジラ』公開便乗。「田中角栄と怪獣映画」

話題 思い出話

ここでは題名を恣意的に表記します。[誤記修正有][敬称略]

7月には『シン・ゴジラ』が公開されます。
  
映画『シン・ゴジラ』公式サイト

そこでまことに勝手ながら当ブログも『シン・ゴジラ』便乗して公開まで怪獣映画について書きたいと思います。

お題は「政治家と怪獣映画」

第一次怪獣ブーム - Wikipedia 

とはいっても特撮ファンなら基礎教養並みのエピソードなので、ここでは最近の田中角栄本のブームに乗っかった方向で書きたいと思います。

 

 田中角栄 - Wikipedia 


田中角栄はコンピューター付きブルトーザーと評されとおりその影響力は多岐にわたり衰退といわれながらもまだ力をもっていた映画会社も彼に映画産業の復興を働きかけていた。その具体的な行動が「日本映画の海外への輸出」であり、その主力が『ゴジラ』や『ガメラ』で実績もあった怪獣映画。

仕組みとしては映画会社が協力して社団法人・映画輸出振興協会を設立して興長銀 --日本興業銀行-- から融資をうけて海外向けの映画を制作する。それに関わったとされているのが質問当時は総理大臣で、関わった時は自民党幹事長であった田中角栄ではなかったのかと?という内容だ。

国会会議録検索システム

国会会議録検索システムで検索すると衆議院予算委員会 昭和48年02月10日-10号-の36から43にかけて「特定の映画会社に便宜を図ったのではないのか?」と質問されている。質問しているのは日本共産党(当時)寺前巌衆議委員。特定の映画会社というのは大映で当時の社長は永田雅一だ。

寺前巌 - Wikipedia 
永田雅一 - Wikipedia 

早い話、寺前巌は獲得の見込みが分からないのにそれをした田中角栄に「大映を中心に映画会社から不正な金を受け取ったのではないのか?」の質問をしているのに対して田中角栄は「それはない」と答えている。だけなのだが、これからわかるのは当時急速に普及していたテレビに対して日本映画が本質的な打つ手がなく急速に力を失ってゆく様をかいま見る事ができる。

そして田中角栄は後の田中金脈問題で総理大臣を辞職してロッキード事件で逮捕、起訴されて目白の闇将軍として力を堅持してゆく。

結局は時代の仇花だったわけだが。でも税金で怪獣映画を作っていた事実には変わりない訳だし……

それにこれが無かったら『大巨獣ガッパ』『ガメラ対ギャオス』『宇宙大怪獣ギララ』とかも無かったと考えると……


……特にいい締めも考えられないので終わります。





 

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

映画(全般) ブログランキングへ