『ゴーストバスターズ』について思うところを書きます。
ゴーストバスターズ : 作品情報 - 映画.com
ケヴィンに萌えたブログ主(男性)としては今回の『ゴーストバスターズ』はおススメだ。元々オリジナルだって「もの凄く面白い」というよりも「ゆるゆると楽しい」映画だったし、それにすべての原点である『サタデー・ナイト・ライブ』だっていつも腹を抱えてゲラゲラと笑うギャグ番組ではないので、今回の『ゴーストバスターズ』はある意味でそれに準じている。だから今回は感想というよりも「自分自身に問う」形で書いてみたい……
エリン達『ゴーストバスターズ』がNY市民に拍手喝采で向かい入れいない所が、だ。
一言でいうと「ヒーローとして認められていない」だ。
映画でも言われているが『バットマン』のように非合法な組織として今回の『ゴーストバスターズ』は描かれている。最初はシリーズ化するためなのかと思ってはいたが、よーく考えてみるとオリジナルのように幽霊を退治してゆくうちにNYの人気者になってクライマックスでNY市民の大喝采でラスボスに立ち向かうゴーストバスターズことエリン達を画を単純に感情移入して盛り上がれるかどうかは現在の自分としては難しい。それくらい大人になってしまった。
つまりオリジナルの『ゴーストバスターズ』のダメなカッコよさは1980年代のイケイケのアゲ底的な風潮があったからこそのカッコよさで当時は雰囲気込みで、それに感動していたのか?
それとも、やはり自分の中にある偏見が構造的パロディに囚われているのか?
もちろん基本は楽しんだしエリン達ゴーストバスターズの密かな(?)活躍を喝采するNYの人々にほっこりしたのも本当だ。
そして、これはブログ主個人の考えであって。一般性で主張するつもりはない。