えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

批評というよりも、それで思い出した事を書きます。そして妄想が暴走してポエムになります。

『SING/シング』で、神の息吹きを食らいやがれ!!

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 


映画『SING/シング』 吹替版特別予告編 

 

『シング』は見た目にとは裏腹に渋い映画ではないのかと個人としてはそう思っている。いわゆる「市井モノ」だからかもしれないけども。

 

この映画ではダメキャラに夢見がちで現実を見ないコアラのバスタームーンとバツキャラに歌が上手いがゆえに自信過剰なネズミのマイクが出てくるが、その二人が感動するのはあるキャラの歌声。そしてご都合主義ととられかねないラストも含めて、今回はそこに着目して自分の考えを書いてみたい。

 

 

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 結論からいうとあるキャラの歌声は神の息吹きを意味しているから。まさしくあのキャラの歌声は魂の歌声なのだ。

 

くしゃみの掛け声が “bless you” で魂が抜けるのなら、魂を入れるのは神の息吹きしかない。あのキャラは歌声は精霊なのである。

 

それは『ブルース・ブラザース』でジェイクが孤児院を救うためのきっかけになったのは伝道集会で「神の言葉」を受け取ったからなのと同じ。

 

そこまでオーバーではなく、小さな比較をすれば『心が叫びたがってるんだ。』のヒロインが歌う美しい声は拓実とヒロインの母の心を揺り動かした。のとも同じでもある。

 

つまり、あのキャラはクライマックスの歌声で奇跡(ご都合主義)をおこした。ことになる。だって神の息吹だもの。奇跡をおこせるのは神しかいないんだもの。

 

 

 

シング-オリジナル・サウンドトラック

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シング (オリジナル・サウンドトラック)

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