えいざつき ~映画と世情と日常と~

何かの感想というよりも、それで思い出した事を書きます。映画、SFが多めです。そして、たまに妄想が暴走します。

「父の日」突発企画:父よあなたは強かった!「父の闘い」をチョイスしました

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

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父の日なので、突発的に「父の日映画ベスト」をします。とはいっても「お父さんありがとう」みたいなものではなく、今回は「闘い」をキーにして、ちょっと捻った作品を思い出してみました。ちなみに扉のOVAジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』も父のアニメ。「親孝行の子供が父の無念のために働くが、肝心の父が大切なことを言い忘れて多くの人々を巻き込む血と汗と涙とドッタンバッタンの大喜劇」なのであります。

 

 〇 追想フィリップ・ノワレ父さん

 

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邦題からロマンティックかペシミスティックなイメージを抱きがちだが、内容は「愛する妻と娘を殺したナチ公は全員ぶっ殺す!」映画だ。もっとも、回想シーンとアクションが交互に切り替わるクセのある構成なのでハリウッド映画を観慣れた人にはツライかもしれない。だが、『96時間』や『ディーパンの闘い』の原点でもあり、おそらくはジョン・マクティアナン監督『ダイ・ハード』にも影響を与えているだろうし、クエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』も影響を受けていると公言している名作。監督は『冒険者たち』のロベール・アンリコ。

 

 

〇 お早よう笠智衆父さん

 

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息子たち「テレビ買って、買ってーー!」父さん「絶対に買わん!」とテレビを欲しい息子と拒絶する父との闘い(?)を佐田啓二を巻き込まないで描いたコメディ。監督は名匠・小津安二郎なので、描きたいのは『東京物語』と同様に「変わりゆく家族」なのだが、ヤクザまがいの男が物を売るいわゆる押し売りとご婦人との珍妙な掛け合いや、オナラギャグやウ〇コギャグなどの小津安二郎ギャグ(?)がいつものスタイルで描写されるので、監督作品では一番に観やすいので入門的な作品といわれるのも納得。確かに、これがダメなら小津作品は難しいのかも。

 

 

〇 父 パードレ・パドローネ のオメロ・アントヌッティ父さん

 

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冒頭から学校の教室から息子を羊飼いの仕事に引っ張り出す父。クスクスと笑うクラスメイトに「お前らだって金がなければ、こんな事をしなければならないんだ」と脅してクラスメイトにトラウマを残す息子に対する愛情あふれるシーンからはじまり、羊飼いの仕事を「する、しない」で昭和のギャクみたいなグルグルコントをして、羊飼いの仕事のあまりの退屈ぶりに、見よう見まねで羊で童貞を卒業してしまう息子。の前半が強烈すぎて、倒れた息子にオロオロする父や、父から独立してゆく息子の闘いのシリアスな部分があまり覚えていないという、名匠・タヴィアーニ兄弟監督作品なのに。

 

 

番外として最後に紹介するのはライフ・イズ・ビューティフル。一般的には家族愛だと思われがちだが、内容は「笑いという特殊能力で戦争の時代を愛する妻と息子を守り続けた父の闘い」を描いたドラマで「お笑い賛歌」のドラマでもあるので芸人さんの人気が高いのもよく分かる。

 


Life is Beautiful (1998) Official Trailer - Robert Benigni Movie HD

 

 

   

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