ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
天涯孤独の身で類まれな才能を持つ天才ボクサーの葛城レオは、試合でまさかのKO負けを喫し病院へとかつぎこまれた。そこで医師から自分の余命がわずかであるという事実を突きつけられ、自暴自棄になりながら歌舞伎町の街を歩くレオの目に男に追われる少女モニカの姿が飛び込んでくる。ただごとではない様子からレオが反射的にパンチを食らわせた男は、ヤクザと裏で手を組む悪徳刑事・大伴だった。モニカは親の借金のかたに歌舞伎町に流れ着き、ヤクザにとらわれていたという。彼女を救うことをレオは決意するが、その選択はレオがヤクザと大伴から追われる身となることを意味していた。
三池崇史監督
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