怪獣映画でしたよ『ジュラシック・ワールド』は
『ジュラシック・ワールド』はクライマックス前のインドミナス・レックスとラプトルと成立していたアレ。観ている人は「何じゃこれ?」と感じたアレは本当にできるのか?
一応、ヒントはある。ラプトルの鳴いていたキーキーという音は音韻に基づいた会話かもしれないということ。
音韻(オンイン)とは - コトバンク
音韻論 - Wikipedia
音韻は上にあるとおり響きや音色を意味する。あるファンのいわゆる「有名だからって声優に使うんじゃねぇよ」問題はここがあまりよろしくない人がするのでそれらの人に不満をかう。
ただ、すぐに浮かべる疑問は「響きや音色だけで会話なんてできるのか?」だろう。実は 「それなりにはできる」
形態音韻論(けいたいおんいんろん)とは - コトバンク
例えば、駅と液はフリガナでは同じエキだがアクセントはちがう。だから、その組み合わせしだいでは会話ができるのではないのか。という論理のすすめ方である。言語ができる前の人類もそのように会話をしていたらしいので、これはそれなりに説得力はある。
徳川幕府の9代将軍である徳川家重(とくがわいえしげ)は言語障害があったらしくそれを聞き取られたのは仲介役である大岡忠光(あの大岡越前の親戚)だけで彼を通してしか他人と会話できなかった。おそらく忠光は家重の発音のパターンを知っていたと考えられる。つまり、「なめらか」ではなく「たどたどしく」なら音韻での会話も可能だということだ。
しかし、恐竜同士だとどうなるのか?ラプトルとインドミナス・レックスのアレはできるのか?どうやら「できるかも」
鳥も鳥語を話す?音を組み合わせて言語化して会話 ... - カラパイヤ
恐竜は鳥が進化した状態だから “可能性” ある。
ちなみに主人公とラプトルがしていたアレはアニマルトレーナーがするしつけと同じもので会話とは言いがたいので、だからラストの……
アイコンタクトをアレでしていたのは見なかったことに。