こんな記事をみつけました。
邦画犯人「近づくな!人質がどうなってもいのか!本当にやるぞ!」←1時間 アメリカ映画犯人「ハハッ」パーン←1分 - 映画.net
最近の邦画にそんなシーンは無いとは思うが、ブログ主が興味を引いたのはアメリカ映画の「パーン」だ。それは西部劇のスタイルを現代風にアレンジし直したものだろう。
と言うわけで、 「人質がどうなってもいのか!本当にやるぞ!」パーン。のベスト3を思い出してみました。
基本としては犯人は人質をとって「パーン」に括りました。
肝心のシーンは白文字にするので読む場合は反転をしてください。あと多少の違いは大目にみて下さい。
① 『ダイ・ハード』 (1988)
悪役は二人。ボスは妻を人質にあと一人もウィルスに銃を向けている。
ウィルス背中に粘着テープを貼った銃で二人を「パーン、パーン」
倒れる悪人。
ウィルス銃口の煙を息で吹き消す。
もう、あきらかに西部劇を意識している。中盤あたりにウィルスに「ロイ・ロジャーズが好きだった」のセリフがあるところからもわかる。
② 『48時間』 (1984)
悪役はエディを人質にして構えるニックの銃を捨てさせようとする。
エディ「俺にかまわずに撃て」
ニックは躊躇なく悪役「バーン」倒れる悪役。
エディ「撃ちやがったな」
ちょっとだけ説明すると初番でクライマックスと同じ状況で悪役に同僚を撃たれているからあの場面になった。
③ 『ダーティハリー』 (1971)
悪役が池にいた子供を人質にしてイーストウッドの銃を捨てさせようとする。
躊躇せずにイーストウッドが「パーン」倒れる悪役。子供はその場を逃げる。
イーストウッドは悪役に銃を上げさせようと挑発する。それを受けてイーストウッドに銃を向ける悪役。
イーストウッドが悪役に向けて「パーン」死体となった悪役は池に落ちる。
ブログ主が例の「パーン」が西部劇からのイメージからとっていると考えているのは、この映画を観ているから。監督のドン・シーゲルと主演のクリント・イーストウッドのコンビは『ダーティハリー』の前に『マンハッタン無宿』 (1968) という映画を撮っていてイーストウッド演じる主人公が保安官(助手)で「西部劇のガンマンが現代に現われたらどうなるか?」のイメージを『ダーティハリー』でさらに推し進めたと映画ファンなら思っているからだ。
最後にひとつ変り種を。
変り種 『暴走特急』 (1997)
悪役が兵器をコントロールするアタッシュケースを持ってセーガルと対峙する。
悪役「俺を殺せば(兵器)を止められなくなるぞ」
セーガルアタッシュケースに向けて銃で「パーン」
悪役「そんな手があったのか」それで倒れる。
ブログ主「ぼーぜん」
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