去年の話題でしかも「今ごろかよ」というのを書きます。
日本の映画ポスターは何故ダサいのか - Togetterまとめ
かつてこうゆうモノもありました。
『バードマン』日本版ポスタービジュアルがダサいと話題に - Togetterまとめ
実は日本もかつてはちょっとだけダサくないポスターをやっていた時期もありました。ブログ主もそうゆう記事を書きました。
『バードマン』と『バットマン』
『バットマン』と『AKIRA』などの映画は日本が80年代のバブル景気のときに日本で公開された。
バブル時代 - Wikipedia
あーあの頃に戻りたい…40代が歓喜するバブル時代あるある10選 - spotligh
ようするに誰もが湯水のごとくお金が使える状況で話題性が高い映画が公開されたのだから。大ヒットしたと思いきや実は「それほどでも」ない結果になったのが映画関係者にはトラウマになっているのではないのかとブログ主は推察しています。というか妄想です。
ここではライセンスとかパブリシティとかのシビアな視点は抜きにしてダサいという視点からから愚考すると物事を海外はアイコンでみることができるが日本ではそれができないからではないのかと。
アイコン(アイコン)とは - コトバンク
アイコン化というよりも偶像化といったほうがわかりやすいかも。 「事柄を一つに集約して表現する」思考が日本人には欠けているような。その理由を考えるに「日本はルネサンスを経験していない」から説を提唱してみる。
ルネサンス美術の特徴:美術はこんなに面白い:J-CAST ニュース
大人の常識!?よくわかる西洋美術史入門! - NAVER まとめ
ルネサンス以前の画は現代日本の映画ポスターに近い構成だ。
つまり、絵画の主役を引き立たせるためにルネサンス以前では「周りに何かをはべらせる」タイプならルネサンス以後は「そこに視線を集中させる」タイプに変化している。
日本の映画ポスターが「周りに何かをはべらせる」タイプであるのは間違いない。ちなみに同じくルネサンスを体験していない中国の映画ポスターの日本と似たようなものです。
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オールポスターズの中国映画ポスター
ちなみにルネサンスの「そこに視線を集中させる」タイプ。いわゆる透視図による遠近法だと色使いに派手さは無くなるがルネサンスを体験していない「周りに何かをはべらせる」タイプだと色使いの自由が増す。ゴッホやマティスの絵画を観たことがあるならここは直感でわかってもらえる。
だから日本は映画のポスターに「物語」を求めるのでなくて映画の「楽しみ方」を求めるというのがブログ主の結論だと思っております。だから、件のポスターにはこう言ってやります。
雑コラは止めい!