ここでは題名と名称を恣意的に表記します。
今年は大変な年だったが、来年はさらに厳しい年になるかもだ。
そんな予感をひしひしと感じながら組む今年のベストテンは今までの10以下の変化球的なやり方ではなくて、正統としてのベストテンを発表して、それまでやっていた御贔屓枠を排除し、新たに別の部門を作って今年の締めとしたいと思います。
ちなみにお約束ですが、表にある『劇場版 ハイスクール・フリート』については今年公開されたという繋がりだけで何も語りません。これはベストをやる際にはアニメを貼る当ブログのお約束だからです。
それでは2020年に日本(劇場・メディア)公開された作品の中から、自分ことユーセ コーイチが選んだベストテンを発表します。
○ 2020年日本公開作ベストテン
第1位:フォードVSフェラーリ
第2位:アンダーウォーター
第3位:ブルータル・ジャスティス
第5位:シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢
第6位:透明人間
第7位:スパイの妻 劇場版
第8位:がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻
第9位:レディ・オア・ノット
第10位:星の子
以下、11位から20位はこうなります。(タイトルは当ブログへのリンク)
11位:ランボーラスト・ブラッド
12位:パラサイト 半地下の家族
14位:1917 命をかけた伝令
15位:リチャード・ジュエル
16位:魔女がいっぱい
17位:ワンダーウーマン 1984
18位:(吹)羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来
20位:AI崩壊
以上、私ことユーセ コーイチがセレクトした、今年日本で公開された新作映画のベストテンでした。
そして、次は去年まで御贔屓枠だったのを改めてつくり直した2020年の当ブログの記事で書かれた中から各部門賞の発表をします。
〇2020年の部門賞
主演賞:シャオヘイ
選考理由:シャオヘイはカワ(・∀・)イイ!!
この枠は『罪の声』の星野源と『蜜蜂と遠雷』の松岡茉優との争いだったが、人よりも人外だろ!のオレ基準が勝り堂々の主演賞だ。
気が付いただろうがここは真面目に選考する気は無い!自分ことオレの心の赴くままに選ぶ。つまり気分だ!!
だから男優も女優も関係がない。
それでは次の助演賞はこれだ。
助演賞:カマキリ
選考理由:カラフルカマキリだから!
『れいわロボコン』の担々麺と中華、『ぐらんぶる』の蝶々と今年は、この枠が大接戦だった。それを制したのはカマキリだ!ちなみに本作はギドラなアルパカも良かった。
撮影賞:IMAXカメラ
選考理由:だって大の大人が後ろ向きに歩いたりするんだぜ!
本作はIMAXで観た方が絶対に良い!ドラマの感動ではなく、見世物としての映画の原初の姿がここにある。ノーランが007が大好きなのって案外そんな所かもしれない。
脚本賞:食人族
選考理由:まさか西部劇とモンスターホラーが融合できるとは。
『罪の声』の野木亜妃子とどちらにしようかと迷ったけれども、オーソドックスな野木脚本は誰もが絶賛するだろうから、ここは自分らしく変態な出来のやつを選んだ。
監督賞:ジェームズ・マンゴールド
選考理由:やっと世間が彼に気が付いてくれてうれしい!
『蜜蜂と遠雷』の石川慶と『ブルータル・ジャスティス』のS・クレイグ・ザラーも頭によぎったけども、今年彼をプッシュしないと、いつまたそれができるとは限らんでしょ!(断定!)
そして、作品賞は……
作品賞:レニー・ブルース
選考理由:いや、良かったよ。
うん、これ以上の言葉は見つからない。
そして、当ブログ特有の出来が良くないけど批判する気になれない愛すべき珍品枠と今年の当ブログでの「書いて良かった」な自慢記事と「これは書いて失敗したな」の失敗記事の三つを……。
珍品枠:君は彼方
ハッキリいって素人の自分でも映画の体をしていないのがまるわかりなのだが、映画からそこはかと垣間見える必死さは伝わってくるのよな。
自慢記事:メトロポリス
海外では日本を代表するSF映画として、『ゴジラ』や『攻殻機動隊』と共に高い評価を受けているのに日本の映画&アニメファンからも忘れ去られてしまった感がする本作の魅力を語るためにアニメとCGとの関係から紐解いてゆくのが難儀だったが個人としては大満足。
失敗記事:日本沈没2020
ネットで散見された本作の評価が肯定・否定に関係なくプロの書き手でも、「映画は観ているけど小松作品はまったく読んでいないな」と自分の何かがキレて、勢いだけで書きなぐってアップした後に、すごく後悔した思い出が。
〇総括
去年の今頃はこんな事になるとは想像もしてなかった。
結局、映画館で観たのは62本。微妙過ぎて思っていたより多いのか少ないのかがよく分からない。この状況下で遠出をするわけにもいかないので昨年までは遠出をして気になる奴は観ていたが、自分の生活範囲内&通勤範囲内に絞ったがために減ったのは確かだ。この状況が好転するとしたら再来年の春頃(これは楽観的な見方でだ)だろうと考えているが、それまでは自分の行動範囲を制限することになるだろうから、来年も劇場公開作よりも、もっとVODやDVD、BDが増えるかもしれない。
現在自分達は、未知のウィルスへの対応と、医療のリソース不足というふたつの社会的問題に突き当たっている。自分の周りはワクチンが国民にひろく行き渡ればすぐに元の生活に戻れると考えているが、そう簡単にはいかないだろう。ワクチンとはあくまでもウィルスからの重症化危険を軽減させるためであって抵抗を高めるためではないからだ。だから、一発注射をすればすぐに変わるとは思っていない。しかし、それでも医療のリソース不足は幾分か緩和できるかもしれない。ワクチン接種はそうゆう意味では意義はある。しかし、劇的な展開は期待はしていない。だから、しばらくはこの制限を自分に課してゆくつもりだ。
つらい状況ではある。
それでも、来年が皆様方にとって良い年でありますように。