ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
今夏はなぜか女の子が弾丸をよける作品がそろった。
もしかして自分の知らないところでそんなトレンドが蠢いているのかもしれないが、そんな事はどうでもいい!!
これに便乗して、アノ特集をやるのは今しかないだろう!
弾よけ映画特集だー!
そして……
リベリオンを!
ガン=カタは哲学!
ガン=カタとは中国武術と銃撃を組み合わせた格闘術。敵対者の僅かな動きから先を予測して先手を取って先に排除する。まさしく世界最強。
お前は何をいっているんだ?と聞かれそうだが、オレはカート・ウィマー監督がDVDオーディオコメンタリーで喋ったのをそのまま流しているだけだからな。
とは言ってもピンとこない人が大半だろうし、チョコットだけ動画を流すと……
なっ!(何に?)
まぁ、コノ作品。ガン=カタがなかったら、ありきたりなディストピアモノだし。(本心)
『マトリックス』以降、様々なフォロアー作品が存在したが、もっとも成功したのがこれなのは間違いはない。
そして次は……
レモ 第一の挑戦
シナンジュだ!
第二の挑戦マダー。(とりあえずお約束)
シナンジュとは韓国発祥の格闘・暗殺術でクンフーも忍術もそれから派生した武道の原点だ。
オレが言ったんじゃないぞ。作品内でそう言ってるんだからもん。
もちろん、シナンジュとはウォーレン・マーフィー&リチャード・サピア著『デストロイヤー』から生まれた架空の戦闘術だがな。
ちなみにシナンジュとは相手の呼吸、目線、筋肉の動きを読み取ってその攻撃を避けて無力化する。
アレ?ガン=カタと似てる。
でも、極めれば水の上でも走れるようになるぞ!
これで終わりだ。
……でもそれだけではさびしいので最後に『華麗なる殺人』を入れておこう。
これはアメリカのSF作家ロバート・シェイクリィの短編小説を映画化で、第三次世界大戦後の世界。次の大戦を避けるために各国が作った政府公認の殺人ゲーム「ビッグハント」で殺し合うはずだった男女が……な内容。英語版Wikipediaによると監督のペトリは原作にそった構想を考えていたが、プロデューサーのカルロ・ポンティがそっちの方にまるで理解がなく、結果ヘンテコなサスペンスコメディになった経緯がある作品。
まあ、あのノリに乗れるかどうかが勝負の分かれ目だが、自分はノレなかったがな。
実はこの作品は、後の作品に大きな影響を与えていて、例えばこれとか……
ね、『オースティン・パワーズ』でしょ。
あと、内では殺人を犯さないルールとかは『ジョン・ウィック』での「ホテル内での仕事(殺し)は厳禁」のアイディアはここからだし、マストロヤンニが拳銃で襲われるところは『キッズ・リターン』ぽいの。もちろん公開は1965年なので、75年公開の『ローラボール』、『デスレース2000』の源流でもある。
でも、コメディでもハッキリ言ってヌルい。ヌルすぎる!
このヌルさに比べたらバイオレやリコリコなんかのユルさなんて屁でもないね。
気がついたかとは思うが今回はテキトウだ。
これにて終了!