ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
ストーリー
古代の魔術師より6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。しかし、見た目は大人でも中身は子ども、ヒーローとしても半人前のシャザムは、大人の事情が理解できずに神々を怒らせてしまい、その結果、最強の神の娘たち「恐怖の3姉妹」がペットのドラゴンを引き連れて地球に襲来。未曽有の危機を前に、シャザムは世界のためではなく、ダメな自分を受け入れてくれた仲間のために立ち上がるが……。
スタッフ
監督デビッド・F・サンドバーグ
製作ピーター・サフラン
製作総指揮ウォルター・ハマダ アダム・シュラグマン リチャード・ブレナー デイブ・ノイスタッター ビクトリア・パルメリ マーカス・ビシディ ジェフ・ジョンズ
脚本ヘンリー・ゲイデン クリス・モーガン
撮影ギュラ・パドス
美術ポール・カービイ
衣装ルイーズ・ミンゲンバック
編集ミシェル・オーラー
音楽クリストフ・ベック2023年製作/130分/G/アメリカ
原題:Shazam! Fury of the Gods映画.comより引用
今回はネタバレスレスレの解説モード。
注意:今回は核心に迫るネタバレは避けていますが、純粋に楽しみたい方には読まないことをお勧めします。
物語とドラマは他の人が書いたはずなので、今回はその辺りはサラっとゆく。
実は本作の物語の主軸は主人公のビリーことシャザムだけではなく友人のフレディにも充てられていて、そのためかドラマがブレ気味なのよ。なので、全体としてチョット散漫な感じになっている。おそらく、作り手側がシャザムだけでは物足りなさを感じて入れ込んだのだろうけども、それがあんまり巧くいってはいない。
あと、本作は前作よりもコメディ色が濃くなってはいるのだけども、そのせいで……
シャザムがウザい。(ド直球!)
何せ、アイツの一人ボケツッコミが連続してゆくのでチョイとツラい。
でも、閑話休題(それはさておき)。自分は本作は結構に好き。
だってラドンが出るのだから。
まぁ、ラドンというよりも今回の設定からラードーンと呼称すべきだし、しかもこれだと、例えば八岐之大蛇をキングギドラと強引に言いはっていっているようなものだが、その感覚は嫌いじゃない。
字幕、グッジョブ👍
そして、今回はオープニングはゾンビで、クライマックスはハリーハウゼンでな。
まるで怪獣映画じゃないか。(歓喜)
これで、「普通だな」と思うものならバチが当たるわ!
面白い、感動した、ではなく。コレは好き!
劇場で鑑賞。