ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

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結論から言えば、ファミリー映画だ。
ここでのファミリーとは家族で観る作品ではなく、ファミリーを題材にしたバイオレンスアクションというところ。
まず、最初にコノ手の作品のお約束としてステイサム演じる現場監督が只者ではない雰囲気を匂わせて、娘との関係は良好だが、自殺した母方の祖父がステイサムから親権を奪おうと画策していることが示されて、上司の娘が誘拐された事実を知ったステイサムが奪還を引き受けるのは「家族はいつも一緒にいなければならない」という考えか信念があるからだ。
そして、本作の敵であるマフィア側にも家族があって、父が息子の起こした不始末に対処しようとステイサムを処分しようとする。
そして本来のファミリーが横軸だとしたら、そこに縦軸として、ステイサム側の共に戦地で戦った血ではなく心でつながった退役軍人というファミリーと敵側の互いの利害で結びついたマフィアというファミリーとの対比というか対立で描く。
だからファミリー映画。
もちろん勝つのは心が強く繋がったファミリーだ。
シルベスター・スタローンの脚本(共同:デビッド・エアー)はそれで書かれているし、デビッド・エアー監督もその意を酌んで演出している。
そうゆう意味では日本よりもアメリカ保守層の心情に響くモノがあるし、ヒットも頷ける。
でもまぁ、日本ではこの部分、前回の『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』と同じでピンと来ないポイントでもある。
自分は一風変わったノワールとして味わったけれども。
劇場で鑑賞。
監督:デビッド・エアー
製作:クリス・ロング ジェイソン・ステイサム ジョン・フリードバーグ デビッド・エアー シルベスター・スタローン ビル・ブロック ケビン・キング・テンプルトン
原作:チャック・ディクソン
脚本:シルベスター・スタローン デビッド・エアー
撮影:ショーン・ホワイト
美術:ナイジェル・エバンズ
編集:フレッド・ラスキン
音楽:ジェレッド・マイケル・フライ
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