ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

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染みるわー。
楽しいとか、面白いとかでなく……
染みるわー。
まぁ、これが思っていたほどではないと感じたソコの君、それはまだまだ若いという証なので気にするな!
さて、本作のバート・レイトン監督は前作『アメリカン・アニマルズ』(2018)でクライムストーリーに青年期にありがちなラスコーリニコフシンドロームを接着したドラマ・物語として出して来たのに対して、本作ではクライムストーリーに中高年層に訪れるミドルエイジ・クライシスを接着してきた。
ミドルエイジとは定義として30代後半から50代前半で、ミドルエイジ・クライシスとはその世代にあらわれる「不安や焦燥感、虚無感」を感じるもので第二の思春期とも呼ばれているらしい。
内容は、強盗役のクリムは冒頭で念入りに自分へとつながる証拠を潰してゆくが、最後にチョンボをしてしまい、保険ブローカー役のハルは年齢のため大口契約を逃し、刑事役のマークは優秀だったらしいが出世を同期に奪われて落ちぶれている様を序盤でテンポよく描き、ベテランであるはずの彼ら3人が、組織に疎まれてかわりに若手を推してゆく中盤に、さてどうなるのか……な展開なのだが……。

ラストカットに大喝采!ですわ。
そうさ、私ゃ普通のオジサンです!
だから、心の琴線に触れまくりですわな。
それとは別に、本作に心が動かなかった理由があるとすれば、作品そのものがウェルメイドな作りになっているからだろう。
前に『かがみの孤城』で書いたことがあるが、尖ったところや強い何かを感じさせはしないが、やるべきこと伝えるべきことはしっかりとやる。
とーーーーっも良くできた普通の作品。
それが、ウェルメイド。
それはともかく、ラストカットに乾杯!(大切なことなので二度)
監督・脚本:バート・レイトン
製作:ティム・ビーバン エリック・フェルナー デリン・シュレシンジャー ディミトリ・ドガニス バート・レイトン シェーン・サレルノ クリス・ヘムズワース ベンジャミン・グレイソン
製作総指揮:バーゲン・スワンソン サラ=ジェーン・ライト アメリア・グレンジャー ジョエリー・フェザー ピーター・ストローハン
原作:ドン・ウィンズロウ
撮影:エリック・アレクサンダー・ウィルソン
音楽:ブランク・マス
(データと画像は映画.com)

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