ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

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イヤお前、全年齢対象なのにソレをやるか。
WWWWWWW。
Gなのに。
恐竜ならいいのかーー。
『ランペイジ 巨獣大乱闘』の笑撃がまた再び。
まぁ、こんな感じ。
内容は、アメリカに良くある郊外オークストリートに住むフラッド家は、一見普通の生活を過ごしていたが、妻のデニースは家族には内緒で小説を書き、夫のグレッグはリストラに合っているのに家族には再雇用されたと嘘をつきながらピザ宅配のバイトを続け、姉のオードリーはカール・セーガンに憧れ天文学者になる夢を胸に秘め、弟のブライアンは仲間と悪ふざけと愛犬のスターバックと戯れる。というギクシャクだったが、ある日に町で不思議な閃光現象が起こり、水道や電気も完全に止まってしまう。不穏な空気が町を覆うなか、絶滅したはずの恐竜が次々と現れ、住民等を襲いはじめる。一家は手近な物を武器に取り、様々な恐竜をくぐり抜けて町から脱出するべく奔走するが……な流れ。
つねに舞台を郊外に拘る奴、デビッド・ロバート・ミッチェル監督最新作もやっぱり郊外が舞台で、今度は恐竜と来たもんだ。
そして、制作に『SUPER8/スーパーエイト』(2011)のJ・J・エイブラムスが入っているので、やはり彼が青年期に影響されたのであろうスピルバーグ制作の作品群、あの頃のアンプリン・エンタテイメントが放った作品の色が濃くなっている。
アンプリン・エンタテイメントとは、映画監督スティーヴン・スピルバーグが1980年に起こした映画制作会社で、80年代の映画に華を添えたが、その大きな特徴は、点数に例えると100点満点の作品よりも、65点から80点の作品を数多く世に送り出したところ。
アソコで100点満点なんて『E.T.』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』くらいしかないのでは無いのか?
そう、確信しているのは本作に流れる雰囲気もそうだが、時代設定が1982年なのだ。その頃何が大ヒット映画だったかといえば、前述した『E.T.』があるからだ。
なので、本作はアンプリン・エンタテイメントとスピルバーグ制作作品群をCG時代の現在で再構築&再現したものといえる。
だから、本作もけっして100点満点ではないが、65点から80点くらいの満足度はある。
まぁ、自分はアレで充分元は取った。
WWWWWWW。
だが、瑕疵というよりも妙なところがあって、今回は最新の恐竜学説に従って、躰に羽根をつけたいわゆる羽毛恐竜が登場するのだけども、それが発見されたのは1990年代の後半に中国で発掘された化石に羽毛の痕跡があって確定されるのだが、本作の舞台は1982年なので、アレを見る限りでは明らかに歴史が改変されているのよ。
ぶっちゃけ、『ジュラシック・パーク』の恐竜も変わるのよ!
その辺はドーナノ、ドーナノ⁉
まぁ、アレのせいでどーでも良くなったがな。

WWWWWWW。
ところで、どうでもいいトリビアだが、作中でデニーズがクライスラー社について口走るが、これは当時ビジネスキーパーソンとして名が知られ、日本でも翻訳された書籍もある経営者リー・アイアコッカがオイルショックで経営危機に落ち込んでいた自動車メーカーを立て直した会社がソレだったから。

ところで其の二、作中で弟ブライアンが可愛がっている犬のスターバックという名前はコーヒー会社ではなく、当時放送されていたSFテレビドラマ『宇宙空母 ギャラクティカ』の軽い男だが天才的パイロットでもある登場人物のひとりがスターバックってネーミングだったので、そこからだろう?

劇場で鑑賞。
監督・脚本:デビッド・ロバート・ミッチェル
製作:J・J・エイブラムス ハナ・ミンゲラ ジョン・コーエン デビッド・ロバート・ミッチェル マット・ジャクソン トミー・ハーパー
製作総指揮:クリス・ベンダー ジェイク・ワイナー ジョアンナ・リー リーアン・ストーンブレイカー
撮影:マイケル・ジオラキス
美術:マヤ・シモグチ
衣装:エリン・ベナッチ
編集:ジョン・アクセルラッド
音楽:マイケル・ジアッキノ
データと画像は映画.com

