えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

批評というよりも、それで思い出した事を書きます。そして妄想が暴走してポエムになります。

『ワンダー 君は太陽』ネタバレ無しの感想

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

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wonder-movie.jp

 

R・J・パラシオの児童書の映画化。普通の10歳のオギーは顔に生まれつきの障害はじめてをもつ子供だった。ずっと自宅学習をしていたオギーは小学5年生になってはじめて学校に通うことになる。はじめのうちは避けられていたが、クラスの何人かとも友達もできて、やがて彼の存在がクラスメイトを変え、また、彼を取り巻く全ての人々も変えてゆき、そしてしだいにオギー自身も変えてゆくことになる。

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『空飛ぶタイヤ』ネタバレ無しで原作未読の厳しい感想

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

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soratobu-movie.jp

 

ベストセラー作家の池井戸潤経済小説の映画化。ある天気の良い日、道路を走行中のトラックからタイヤがひとつ脱輪してある親子を襲った。事故を起こした運送会社社長、赤松徳郎は整備不良を疑われバッシング受けるが、赤松自身は整備不良ではなくトラック自体に問題があると確信して独自で調査しようと販売元のホープ自動車に脱落部分を返却してもらえるよう交渉するが、担当の沢田悠太はのらりくらりで交わすので進展の目途が立たない。赤松の「孤独な闘い」がはじまる。

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「父の日」突発企画:父よあなたは強かった!「父の闘い」をチョイスしました

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

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父の日なので、突発的に「父の日映画ベスト」をします。とはいっても「お父さんありがとう」みたいなものではなく、今回は「闘い」をキーにして、ちょっと捻った作品を思い出してみました。ちなみに扉のOVAジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』も父のアニメ。「親孝行の子供が父の無念のために働くが、肝心の父が大切なことを言い忘れて多くの人々を巻き込む血と汗と涙とドッタンバッタンの大喜劇」なのであります。

 

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『用心棒』の個人的な妄想話

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

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www.imdb.com

 

名匠・黒澤明監督の代表作の一本。江戸時代も終わりのころ、二つのヤクザが対立する寂れた宿場町にぶらりとやって来たひとりの浪人。自らを「桑畑三十郎」と名乗るその浪人は巧みな弁舌と凄腕の剣でヤクザどおしを煽り、その対立が頂点に達しようとした時に新田の卯之助が三十郎の前に現れる。

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