ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
自分の心中はとても複雑です。
それはさておき。怪獣主体の本作の物語とドラマはとてもシンプルで……
コング「歯痛いの」
トラッパー「ホイ、差し歯」
ゴジラ「あっー、俺の敵センサーが反応しているが相手が判らずに、むず痒ってイライラする」
人間「わー、メチャクチャだ!」
ゴジラ「疲れたからお眠なの」
いきなり猿乱入。
スカーキング「コング、オメェのタマ取ったる。いけぇえや」
シーモ「(ごめんね、ごめんね)ダッー」
コング「うゎー、お手てが痛いの」
トラッパー「ホイ、強化ギブス」
コング「ゴジラ、手を貸してくれ!」
ゴジラ「おんどりゃ、ワシのシマにいい度胸や、覚悟しいや」
コング「ちょ、チョット待ってな」
ゴジラ「問答無用や」
ドッタンバッタン
モスラ「あんたら、たいがいにしぃ」
コング&ゴジラ「よっしゃ手打ちだ。一緒にやったるで」
ドッタンバッタン
スカーキング「地球の王に俺はなる!」
コング&ゴジラ「させるか!倍返しや」
ドッタンバッタン
シーモ「(えっ、どゆこと?どゆこと?)」
バッシャーン。
ゴジラ「(ニヤリ)」
コング「(ドヤ顔)」
ゴジラ「疲れたからお眠なの」
シーモ「兄様と呼ばせてください💛」
とこんな感じ。
ネタバレってゆうな。コンナもんバレたって面白さが減るもんじゃない。ストーリーで感動させるモノじゃねぇし、ましてや考察系でもないんやから。
結論。もう、怪獣というよりもヤンキー映画!
前作がタッグマッチだったので、ゴジラ側にもそれなり視点があったが本作は完全にコング側。散漫気味だった前作の反省から思いきりゴジラ側を無くしたのだろうが、ハッキリ言おうココでのゴジラは単純な暴力バカ。
ここでもワイスピ化が。バーベキューとかあったらモロにそう。代わりに吠えるが。
確かに、観ているうちは楽しかったし、面白い、つまらない、の二択なら「面白い」を選択するけど、自分が好きなタイプかといえば「うーん」と悩む。とても悩む。
後、こうゆう映画を独りで観る居心地の悪さたらない。これは子供と一緒になって観る作品だろうが。
そうゆう意味では東宝ならぬレジェンダリーチャンピオン祭りと言うべき本作。同時上映にアニメとかあったら良かったのに……。
劇場で鑑賞。
スタッフ
監督:アダム・ウィンガード
製作:メアリー・ペアレント アレックス・ガルシア エリック・マクレオド トーマス・タル ブライアン・ロジャース
製作総指揮:アダム・ウィンガード ジェン・コンロイ ジェイ・アシェンフェルター 坂野義光 奥平謙二
原案:テリー・ロッシオ アダム・ウィンガード サイモン・バレット
脚本:テリー・ロッシオ サイモン・バレット ジェレミー・スレイター
撮影:ベン・セレシン
美術:トム・ハモック
衣装:エミリー・セレシン
編集:ジョシュ・シェファー
音楽:トム・ホルケンボルフ アントニオ・ディ・イオーリオ
映画.comより