ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

今回は最近劇場で鑑賞した映画の簡単な感想を。
〇 スーパーマン

監督:ジェームズ・ガン
適度にコミカル、適度にグロテスク、な、相も変わらないガン節で、思っていたよりは楽しめた。
ただ、本作のスーパーマンは、適度に緩い、適度にグロいに続いてソレプラス、スーパーヒーロー1人が活躍するのではなくチームとして活躍・展開する、あくまでもガンのスーパーマンになっていて、ドナー版やスナイダー版に思い入れがある者には違和感を感じのは理解できる。
ただ、そうゆう思い入れを抜きにすれば本作のクオリティはかなり高い。あと、敵役のルーサーの造形も面白い。富豪で部下もいるのに本作のルーサーは孤独でスーパーマンに嫉妬しているのだから。それはまさしく弱者男性のソレだからだ。
あと、ワンちゃんを愛でる映画でもある。
しかし、「優しさ」がパンク・反体制だなんてシュールな現実だな。
〇 国宝

監督 : 李相日
今年の実写邦画No.1だそうで、長期ロングラン興行のおかげで鑑賞できた。
脚本は主人公軸に良く書けているので主演の2人や他の出演者等も好演して観応えはあるし、所々に美しさも感じたので2時間55分の長丁場でも楽しめるが、何かが物足りない。
簡単に言ってしまうと、この手の大河要素の強い作品群にあるはずの格調がまったく感じられない無いのだ。安っぽくはないけども、重厚な感じもしない。そして、そんな長丁場な作品を支える背骨みたいなモノが見当たらないかすごく弱い。
しかし、そんな作りが、敷居を低くして本作を親しみやすく観やすさを提供しているのも確かで、それ故の大ヒットなのも理解はできるのだが⋯⋯このあたりはまだ感情がまとまっていない。
〇 雪風 YUKIKAZE

監督 : 山田敏久
太平洋戦争の激戦を生き残り「奇跡の駆逐艦」と称され実在した〈雪風〉を題材にした物語とドラマ。
結論から言えば、過剰に泣かしにもしないツボを抑えた演出に好感をもったので不満は無い。
タダ先に題材にした、と書いたが、本作は史実よりも最初からメッセージありきなフィクションの要素が強い。それは映画の常なので良しとしてもコノ手の作品につきものの「これは事実に基づく物語です」な説明文は終わりの方ではなく、はじめの方につけるべきではなかったのか?とも感じてしまったのも確か。
〇 バレリーナ The World of John Wick

監督 : レン・ワイズマン
大ヒットアクション、ジョン・ウィックシリーズの世界観を引き継いだスピンオフ的な作品で、息をつく暇もないアクションのつるべ落ち、あるいは「さあ、どうする!?」な怒涛のアクション大喜利な感じで最後まで退屈せずに楽しめたが、もう、このカタルシスはアクションでもバイオレンスというよりもミュージカルやアニメーションの方に感覚が近く、ゴツゴツというよりもスッスッ、と抜けるみたいなモノで、従来のソノ手の作品群を観てきた者にとっては違和感があるのも確か。
しかし、これができるのは今やノリにのっているアクション集団87イレブン・プロダクションズくらいのもので、他が到底真似できないのもマタ確か。
なので、今この時を味わうがごとく楽しものが吉!
でも、イアン・マクシェーンとガブリエル・バーンの見分けがつかなかったのオレ💦
あと、ホラーとかアニメも鑑賞したが、力つきたので今回は終了。
劇場にて鑑賞。



