GODZILLA : 作品情報 - 映画.com
『ゴジラ』(1954)は 961万人。
当時の人口からみればこれは異常で、(2番館、3番館の存在を含めても。こうした映画館は一番館に比べて料金が安い)当然だが異論もあるが、それでも当時の「国民的映画」になったのは否定できない。戦後を引きずりつつも復興に向かおうとする雰囲気にうまくマッチしたからだろう。
ゴジラ映画での最大の観客動員数なのは『キングコング対ゴジラ』 (1968)1255万人。
公開時期が高度経済成長でありアメリカのキングコングとの対決を煽ったりで日本が急速に変わりゆく現状に不満をもちつつも自信が芽ばえはじめたその有り様が動員数に現れている。
平成になって最大の動員数は『ゴジラvsモスラ』(1992)で420万人。
まだバブル景気の余波が残っており映画でもその描写が観られるが、それ以降日本の景気はデフレに入ってゆく。そうしてゴジラ映画の動員数も徐々に減ってゆく。
何が言いたいのかと云えばゴジラ映画の動員数は
“時代の希望と不安” を背負っている。
という考えているからだ。今度の映画の動員数が震災以降の日本人が今の状況をどう思っているか?不安と希望の拮抗が観客動員数から現れるのか?それとも現れないのか?時代の気分を察することができる……かも?
まだバブル景気の余波が残っており映画でもその描写が観られるが、それ以降日本の景気はデフレに入ってゆく。そうしてゴジラ映画の動員数も徐々に減ってゆく。
何が言いたいのかと云えばゴジラ映画の動員数は
“時代の希望と不安” を背負っている。
という考えているからだ。今度の映画の動員数が震災以降の日本人が今の状況をどう思っているか?不安と希望の拮抗が観客動員数から現れるのか?それとも現れないのか?時代の気分を察することができる……かも?