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えいざつき ~映画と世情と日常と~

主に映画の思い出について書きますが。基本は自分の思った事をつまり妄言を書きます。

<ネタバレ?>『ガガーリン 世界を変えた108分』での駄文

劇場公開 駄文
ガガーリン 世界を変えた108分』を観ました。

ガガーリン 世界を変えた108分 : 作品情報 - 映画.com

ボストークが打ち上げられた60年代は冷戦の真っ只中である。その前に打ち上げられた世界初の人工衛星スプートニクが一部の国を除いて西側諸国に非常なショックを与えた後の出来事であった。「また、やられたのか」だったのかもしれない。

今 ではピンとこないのかも知れないが、これは世界の覇権をにぎるのはどちらか?をかけた“戦争”だったからだ。キューバ危機を経験したソビエト(現、ロシ ア)は直接なやり方では自国すら破滅させかねないと考えたのか、やり方をかえて覇権を行った。ニュートン力学と光学技術からの当然な結果とはいえ、ガガー リンが通った軌道は後の偵察衛星の“通り道”になるのだから。これもまた“戦争”だった。宇宙の覇権は核戦争で人類が滅びるかもしれない危機と同時に進行 した同時代的な“気分”だった。



その気分を感じさせる映画が『007は二度死ぬ』だ。

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西側、東側両国の衛星が謎の消失事件を起こしたことが発端となって両国が本当の戦争に突入するかもしれない事態になる。

対する西側の雄であるアメリカも有人飛行のマーキュリー計画を始動、これは『ライトスタッフ』で描かれている。

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やがて、それは人類を月に送るというアポロ計画へとシフトしてゆく。それを基にしてハリウッドも宇宙を舞台に空飛ぶ円盤や宇宙人が出てこない、SFではない“リアル”な宇宙映画を制作してゆく。あの名作『2001年宇宙の旅』もそのムーブメントの一つなのだ。

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]


ソ ビエトは月に無人探査機を送ったが有人は行わなかった。理由はわからないが月に人間を意義をみいだせなかったのかもしれない。「これは覇権ではなく威信」 だと感じたのかも。そして、最終ではアポロ計画の成功でアメリカのメンツが立って終了した。核戦争での滅亡の不安が薄まると同時に宇宙への熱狂も過ぎ去っ たがその遺産はまだ残っている。NASAはまだ存在してミールやバイコヌール宇宙基地は未だに機能している。そして当時に燃え上がった宇宙へのロマンチシ ズムもまだ消え去ってはいない。




 
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