ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略]
アメリカの映画レヴューサイトRotten Tomatoesで 『シン・ゴジラ』の評を見ました。
Shin Godzilla - Rotten Tomatoes
印象としては、おおむね公表みたいです。
そこで今回は突発的に自身の記憶を元に過去の大作日本映画がアメリカでどのように変化したのかを書いてみました。
空白の部分は反転してお読みください。
〇 Tidal Wave :主演ローン・グリーン
??? : 作品情報 - 映画.com
『宇宙空母ギャラクティカ』のアマダ監督役のローン・グリーン.。自分は未見だが、imdbによると大ヒット映画『日本沈没』のフッテージを使って「アメリカが日本人を救う」らしい。SF作家である横田順彌 著『SF辞典』によるとアメリカ、カナダだけで100万ドル以上を稼いだらしい。(らしいばかりですいません)
〇 VIRUS:主演チャック・コナーズ
??? : 作品情報 - 映画.com
主演は草刈正雄じゃないの?と思う人もあるのだろうが、最初にクレジットされるのは彼だし、世界だと当時はテレビドラマ『ライフルマン』のチャック・コナーズがまだ名を知られていたからしょうがない。二時間半の映画が一時間半に短縮されている。ちなみに「主人公は南に帰らないエンド」で、つまりバッドエンドである。希望もありゃしない。
〇 GODZILLA1985:主演レイモンド・バー
??? : 作品情報 - 映画.com
余りにも白々しいのでさっさと答えると、『ゴジラ(1984)』のアメリカ版であり主演のレイモンド・バーから『怪獣王ゴジラ』の続編にもなっている。大きな変更は「ソ連(現在のロシア)がゴジラを倒すために東京に核ミサイルを発射するが、アメリカがそれを阻止する」になっている。
『VIRUS』と『GODZILLA1985』は観たことがあるのだけど、印象だけでいえばウェットな部分はバッサリと切り捨ててサスペンスを強調したみたいだった。おそらく『Tidal Wave』もそうなのだろう。日本が大好きな部分は少なくともアメリカでは通用しないのかも。
特にいい締めのことばが見つからないので、そのまま終わります。
お詫び:『VIRUS』の元の映画は大ヒットまではしていませんでしたが、そのままで載せておきます。