えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

批評というよりも、それで思い出した事を書きます。そして妄想が暴走してポエムになります。

最近観た『デッドプール&ウルヴァリン』

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

監督:ショーン・レビ
脚本:ライアン・レイノルズ レット・リース ポール・ワーニック ゼブ・ウェルズ ショーン・レビ
撮影:ジョージ・リッチモンド
美術:レイモンド・チャン
編集:ディーン・ジマーマン シェーン・リード

2024年製作/128分/R15+/アメリ
原題:Deadpool & Wolverine

 

映画.comより

注意:今回は核心にせまる内容には言及しませんが、純粋に楽しみたい方には読まない事をお勧めしたします。

 

サクっと終わらせるぞ。

 

デップーやな!!

 

内容は、アベンジャーズに入りたがっていた不死身の男デッドプールことウェイド・ウィルソンは体よく断れて、今や中古車車販売をしてしょぼくれた日々を過ごす中、元カノと友人等と誕生パーティーをしていたさなかTVA(時間変異取締局)に拉致られてしまう、その責任者によるとデップーがいる時間軸はウルヴァリンことローガンが存在しない枝分かれした軸なのでデップーだけ救って後は伐採するらしい。つまりは元カノと友人等も消えるといこと。「そんなの嫌だー」とデップーは他の時間軸からウルヴァリンを捜し回りやっと見つけたウルヴァリンは過去に傷を持っていた男だった……な。

 

告白しよう。

 

物語がまったくわからない!

 

TVAって、神聖時間軸って何?

 

困りもうした。

 

しかし、ドラマ、何をやりたかったのかは明確。

 

ぼっちは嫌だーーー!

 

これにつきる。

 

要約すると、ぼっち・ざ・MCU

 

本作のデップーは仲間を消さないために働くし、相棒となるウルヴァリンもある事で後悔の念に陥っているので、つまりぼっちだ。

 

シリアスに言えば「孤独」について語っている訳だ。だから前半の見せ場はデップーが頑なウルヴァリンの心をどうやって癒してゆくかになる。

 

ホンダオデッセイでのアレはそうゆう事だ。

 

血まみれだけどな。

 

そしてデップーはウルヴァリンだけでなく、本作でディズニーとアベンジャーズからこぼれ落ちたマーベルヒーローも「おめえらもマーベルだ!」と激を飛ばし癒やすのだ。

 

血まみれで肉片が飛び散るけど。

 

実際、このシーリズは暴力で残酷だけども中味はウエットなので本質としては新喜劇なの。

 

笑かして笑かして最後に泣かす。

 

みたいな。

 

まぁ、バイオレンスとグロテスクでそうしないとスパイダーなんちゃらとかフラッシュなんちゃらとかと被るのでいかしかたないよね。

 

しかし、このシーリズ血と肉片が飛び散ることに可愛げを感じてしまう不思議さは今回も担保されているので、そこは良し。

 

なので差別化はできている。

 

猿の惑星 (1968)

だから、個人的にはレクイエムというよりもデップーの中の人ことライアン・レイノルズ20世紀FOX(他)に対するリスペクトを感じてしまったのでした。

 

劇場で鑑賞。

 

 

 

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