ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
ストーリー
長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。
スタッフ
監督 脚本スコット・ベック ブライアン・ウッズ
製作サム・ライミ デボラ・リーブリング ザイナブ・アジジ スコット・ベック ブライアン・ウッズ
製作総指揮メリアン・ブランドン ダグ・メリフィールド ジェイソン・クロス アーロン・L・ギルバート
撮影サルバトーレ・トチノ2023年製作/93分/G/アメリカ
原題:65映画.comより引用
今回はネタバレスレスレの感想モード。
さて、今回は適当感満載だ。
だって、コノ作品とアノ作品とどちらにしようかと迷ったくらいだから。
ぶっちゃけ普通!
どうしようもなく普通。
語る伸びしろがほとんど無い。
ナッシング!
普通でも「チョイ上」、とかあれば良いけども、チョイチョイ下、くらいなので。どう書いてよいやら困る。
まぁ、最初はちょこっと期待はしていたところがあった。プロデュースにサム・ライミの会社が入っていたし、脚本は『クワイエット・プレイス』の人が入っていたので、「これは予算よりも工夫と作り手の腕で楽しめるタイプのやつだ」と予想しいていたら。まさかの『ジュラシック・パーク』のフォロワー作品にしか過ぎなかったので。ドーニモコーニモ。
イヤ最初は、65万年前にタイムスリップ、またはワープしてしまった地球の宇宙船が恐竜と隕石からどうサバイバルするかの物語だと思っていたら、まさかアダム・ドライバー演じる主人公は地球外知的生命体で地球に落ちたのは偶然だった設定だけで意外性がない。
そして、先に『ジュラシック・パーク』のフォロワー作品と言ったとおり、見せ場である恐竜が襲う演出が『ジュラシック・』と対して変わらないので、「お前ら、さてはジュラシック・パークをやりたかったけど、そのマンマだと訴えられるから舞台設定だけ変えたな」と勘ぐりたくなる出来。
じゃあ、その恐竜に対して「そこに愛があるんか?(大〇〇央風)」のかと思えば、どうもソウには見えず、またはSFガジェットなどが魅力的かといえば、そうにも思えず、コマッタコマッタ状態。
工夫がVFXに傾注して登場人物を減らしてみました。で、ハイ、ソーデスカくらいしか返せない&ゲームの企画だったのを映画に仕立て直しました、くらいの妄想しか浮かばない。
あと、サバイバルの味付けとして疑似親子の形態をとっているが、これもまた、最近どこかで見た感じで、このあたりも別の何かを鑑賞中に思い出して、チョットつらかった。
先にペドロ・パスカル主演のドラマで散々に観ちゃってるからな。
なぜ、作った!(某映画宣伝風)
でも、普通なのでボーっと観るのには最適なのよね。
劇場で鑑賞。