ここでは題名を恣意的に表記します。[敬称略]
Danbo vs Pepsi Man / Takashi(aes256)
日本では馴染みが薄かったアメコミ・ヒーローも興行収入の上位に入るようになって「プリキュアや仮面ライダーとどう違うの?」みたいな疑問から『アベンジャーズ』以降、ようやく世界軸統一軸のヒーロー展開が一般的にも認知されるようになってきた今日この頃、「日本にもそんなのない?」という気持ちが自分の中でおこり、無理やりひねりだして書いてみました。
〇 東宝シネマティクユニバース:『ゴジラ FINAL WARS』
ゴジラ FINAL WARS : 作品情報 - 映画.com
地球に来訪したX星人の真の目的を知ったM機関の主人公たちがコントロールされた怪獣たちに蹂躙される状況を打破するために唯一コントロールされていないゴジラを目を覚ましてぶつける。抜け落ちもあるが東宝怪獣映画はぼ全員(?)参加で監督は北村龍平だから内容はバトル!バトル!バトル!で人(?)も怪獣たちの戦いっぱなしで、古い怪獣ファンには不評だが、逆に一見さんに最初におススメしやすい映画になっている。
〇 東映シネマティクユニバース:『魔界転生』(1981)
魔界転生(1981) : 作品情報 - 映画.com
島原の乱で死んだ天草四郎が悪魔と契約して幕府を滅ばすべく復活する。それを迎え撃つのは柳生十兵衛!天草四郎が転生させるのはこの世に未練がある剣豪たちなので、統一戦線で幕府を滅ぼすのかと思いきやそうになってはおらず「別に剣豪を復活させなくてもよいのでは?」みたいな疑問も浮かぶが、そこは考えちゃダメ!十兵衛と剣豪の戦いを楽しむのがこの映画の正しい見方だ。沢田と真田もウフフ(?)もあり。
〇 大映シネマティクユニバース:『妖怪大戦争』(1968)
妖怪大戦争(1968) : 作品情報 - 映画.com
バビロニアから来た妖怪ダイモンに対抗すべく日本中の妖怪たちが立ち上がりダイモンと戦う!「妖怪ダイモンって何?」素朴な疑問は製作者が当時大映の社長である永田雅一ですべては納得。つまり、妖怪ダイモン → 外資のイメージだ。当時は外資とくにアメリカに日本企業が「負けてしまうのでなないのか?」の不安があった。だから特撮TVドラマ『怪奇大作戦』の敵も外資だったことがあるのだ。いわゆる企業や金融機関との「安定株主」が強化されていったのもこの頃。
ちなみに「松竹シネマティクユニバース」や「日活シネマティクユニバース」も考えたのだけどどうしても思い浮かばず前者は『虹をつかむ男』後者は『AGAIN アゲイン』 という苦しい結果になりました。