ここでは題名を恣意的に表記します。[加筆修正有][敬称略]
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』を観ました。
インデペンデンス・デイ リサージェンス : 作品情報 - 映画.com
それは僕たちの夢がつまった映画!
はっきりいってシリーズ化ミエミエの凡作。なのだが、この映画は何故か嫌いになれない。ここではその理由を思い出話と共にツラツラと書くことにします。
〇 月面基地と地球防衛システム
これは『謎の円盤 UFO』のSHADO(シャドウ)の防衛網だ。
「地球防衛軍」なんて発想は昭和で無くなってそれこそ子供向けヒーローでしか存在をゆるされないところまできていたのに、ここでまさかの大復活。びっくりだよ!
〇 エイリアンの攻撃方法
これは映画『宇宙大戦争』の冷却砲による重力制御による攻撃だ。
Battle in Outer Space Japanese Trailer
この映画の公開までに超伝導の概念が知られていて「冷却がスゴイ」みたいな考えが、敵宇宙人の重力制御の攻撃方法に採用されたのだと考えているが、『リサージェンス』でまさかの復活!ただし、見せ方が『2012』とたいして変わらないのが難点といえば難点。
〇 警告するエイリアン
これは『幻魔大戦』だろう。なにしろ巨大で強大なエイリアンと戦って「負けてきた」ところとか。
丸っこいところなんか『スフィア』とかも思い出したけど。あの感覚はなんだが映画のベガを思い出しちゃうかも。それにラストの「幻魔は去った」みたいなマル投げ感もそっくりだ。
あと破壊された円盤から巨大なエイリアン(クイーン)が現れたりするのは『ウルトラセブン』のお約束だし。子供が乗ったバスを追いかけてエリア51を攻撃したりのなんかモロに『マジンガーZ』などからのお約束だ。
これぞローランド・エメリッヒ。新しいところがまったく無い!
「だが、そこがよい!」