ここでは題名と名称を恣意的に表記します。［敬称略］
今日のポエム
この世には二度もみてはいけない名作がある。
映画とはポエムです！ポエムとは映画でもあります。それでは大いにポエムちゃいましょう！
そして、今回は
『ソドムの市』
そして、今回のキーワードは。
今回は読むな！
ネタバレはスレスレだ！だが読むなら覚悟しろ！！
警告したぞ。ここからは自己責任だ。
個人的な事からはじめるとTwitterをフォローしている人が『ソドムの市』を観るかどうか迷っているつぶやきに、思わず「見るのだ」と返信して、数日後に気が付いた。「自分はこの映画ちゃんと観ていない」と。
この『ソドムの市』は「地獄の門」、「変態地獄」、「糞尿地獄」、「血の地獄」の四章から成り立っていて、DVDではじめて鑑賞したとき、その３章目「糞尿地獄」を早送りしてしまったことを思い出したから。
スカトロが大の苦手なんだよ自分は！
だって、糞を食べるんだよ！こんなのまともに観てられるか ‼
しかし、人に「見るのだ」と、言ってしまった以上、見逃すことなぞできるはずもなく……
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よし共に地獄に行こうぞ大五郎！（意味不明）
（再生）
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「糞尿地獄」章 突入。
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逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！逃げちゃダメだ！………
（強烈な嘔吐が迫って来たので、一時停止して20分休憩）
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（再生）
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（またしても強烈な嘔吐が迫って来たので、一時停止して10分程度休憩）
（再生）
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「糞尿地獄」章 終了。
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『ソドムの市』鑑賞終了。
やりました！（画像はimdb）
完走したぞ！さすがミヒャエル・ハネケやギャスパー・ノエがベストムービーと評することだけはある。すげぇ、えげつねぇ！
しかも、そのえげつなさはどうやら、これを撮ったピエル・パオロ・パゾリーニ監督の本物の美的感覚と教養に裏付けされているらしい。
画のつくりは透視図法を基本にしたルネサンス美術調になっているのだが、そこで行われていることは正視に耐えがたいことだし、女性が窓から外をみようと絵になりそうなことをしたら、次の瞬間にズドドーン！なんだもの。
美しさとしての画が成立する前に「そうはさせるか！」とばかりに意図的にはずしているとしか考えられない。ハッキリりいってダダイズム・反芸術だ。
ダダイズムとは文字通り伝統的な美を拒絶して、政治的には旧来の考えかたを全否定する運動だ。『ソドムの市』にはすべてにわたってそれが貫かれている。糞でだ！
別の視点で、権力を含めたあらゆる抑圧に対する抗議をしているともいえる。劇中である人物が拳を掲げるが、これは解放を掲げる極左と抗議運動のシンボルでもあるからだ。
そして、「この映画はダダイズムだだ！」と映画から直接的にそう宣言してもいる。（画像は『ソドムの市』）
そうなので、この映画はいわゆる美学からは超越している。糞でだ！
だから、便器を出して「アートです」といっているのと変わりはない。イカレているどころか、相当に知的で挑発的な作品だ。糞でだが！
パゾリーニ監督、反体制的なのは他作品から薄々と感じてはいたが、ファシズム対する表面的な事だけでなく、それに見え隠れしている強権力に対する美を通じて行われる追随に -- 強権力って、いつも「美しさ」で庶民の感情をコントロールしようとするでしょう。-- 露骨に反逆の意を表したともいえる。
そこで最終としての締めなのだが。
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この映画もう観ない！
DVD鑑賞。
Salò, or the 120 Days of Sodom (1957) - Official Trailer
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