ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
今日のポエム
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映画とはポエムです!ポエムとは映画でもあります。それでは大いにポエムちゃいましょう!
そして、今回は
キーワードは。
入滅映画!
今回はネタバレ無し。
……困った。思っていた以上に語ることが無い。コイツは想像以上に難敵だわ。
田舎町でぶらりと立ち寄ったラーメン屋で400円の値段に惹かれて注文してみたらインスタントラーメンの上に葱と🍥とチャーシューの代わりにスパムがちょこんとのっているやつを差し出された感じだわ。コレ!
これだけディテールが無いスカスカ感をどうみればよいのかと?
もしも、自分が映画学校の教師だったら、コイツをカット割りやSEの重要性をとく教材にしたいくらいの……だわ!
そのくせあまたの評価をみると「思っていたほど酷くない」とか、「確かに酷いが……」とか「もっと酷いのがあるとか」弁護をするような評が見受けれれるけど。
みんなバートンに騙されてるぞ!
1994年(日本は1995年)に公開されたティム・バートンの『エド・ウッド』で超々映画マニア以外からも「感動」という文脈で名が知られてしまい、また映画雑誌『映画秘宝』での紹介からの派生効果で脱力系笑い映画の二方向から語られたがために好意的な捉え方をしている映画ファンが多いが、客観的にみてコイツはダメだ!モノクロではじめて観た時もそう感じたし、総天然色として印象が変わるかと思いきや、やっぱりダメなものはダメ!
みんな映画秘宝に騙されてるぞ!
なのに、一部の人々からはやたらカルト人気があるコイツ、前述したティム・バートンだけではなく、ジム・ジャームッシュの『デッド・ドント・ダイ』(2019年、日本公開2020)のティルダ・スウィントンの「あんた、それは何なの?」な役は明らかにコイツのオマージュ。
なので、超真面目に考えるに、コイツが今なお人気が高い理由は「酷過ぎるから」としか考えられない。行くとこまで行った極致としか、すべての煩悩を捨て去って涅槃まで行った。みたいな何かだ。
北〇原〇やキャ〇ャー〇やデ〇ル〇ンやヤ〇トや鋼の〇金〇師も中途半端な良い出来上がりにせずに、ここまで往けばよかったんや!(どさくさ)
日本でもマイク・ミズノの『シベリア超特急』がそれを証明しているしな!(さらにどさくさ)
こうゆう作品本来の評価やカルチャーなどに多大な影響も与えていないのに魂が持って逝かれそうな人気が強い作品を入滅映画とよぼう。(みうらじゅん風な締め)
それとも人と同じように映画にも出会うタイミングがあるのかな?
DVDで鑑賞
バカと間抜けのオンパレード!エド・ウッド最高傑作映画『プラン9・フロム・アウタースペース』予告編