ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
太平洋上にあるトレイシー・アイランドに招待されたエージェントのレディ・ペネロープは、サンダーバード1号から5号を目にし、国際救助隊の立ち上げに参加する(『サンダーバード登場』)。ウラン工場の爆破事件が起きた同じころ、エベレストで雪男が出現する事件が発生。しかしそれは、国際救助隊の宿敵フッドが仕組んだわなだった(『雪男の恐怖』)。イギリスで豪邸を狙う連続強盗事件が発生。ペネロープは自分の屋敷に犯人たちをおびき寄せる作戦を決行する(『大豪邸、襲撃』)。
シネマトゥデイより引用
本作は1960年代のレコードに残された音声による3つの物語を映像化した作品で、2016年に本国イギリスで公開されて後、日本では特撮監督樋口真嗣の監修をへて今年1月に劇場公開された。
ぶっちゃけファンムービーだ。
邦題が『55』なのはイギリス公開から5年以上経ってあるからかな?…かな?
もちろん、音声からの映像化なので、あのサンダーバードのメカが危険な事故から人々を救助するという物語ではなく、どちらかといえば、ロンドンで活躍するレディ・ペネロープと運転手のパーカーが主役となっている。そしてサンダーバードのキャラではキラノとミンミンとお祖母ちゃんが本作では欠席している。
その最大の見所は、なるべく当時の撮影状況を再現して撮る。というお祭りな出来上がりになっている。
なので、その再現度は高い。これで不満に感じる者はそうそういないだろう。
さて、ここからが本題。現在は未知のウイルス性肺炎である新型コロナが猛威を奮っている状況で、だから自分の行動範囲を絞って動いている。具体的には、自宅から歩いて1時間以内で買い物などを済ませ。会社と実家のみを車で行き来するライフをしていた。人口密度の高い大都市では難しが、密度の薄い地方都市ではこれは有効な手法だ。
だから、映画鑑賞も歩いて2、30分くらいにあるシネコンですましていたのだけども、本作はこの行動範囲外でのシネコン上映。
まあ、そこまでなら今回は諦めて円盤を買えばいいのだけども、本作は劇場版限定販売のBlu-rayを出すらしい。
とても欲しい。ついでにハンプも買いたい。
でも、どうしよう。どうみても範囲外。
悩んた。かなり悩んだ。悩んだ末に出した答えは。
寄り道をせずに上演館に入って、ソッコーに観て、円盤とパンフを買って帰る!
これしかないだろうと考えて、公開初で鑑賞するために、車で一時間半かけて上映館に駆けつける。着いたら、中途半端に間に合わず次回まで一時間以上あるので、車中で時間を潰して、いざサンダーバートへ……
いや~、なかなかの再現度だった。(満足感)
さて、円盤とパンフを買おう。と思ったら。
完売しました。
マジか!
俺が初日、まばらの館内で観ている間に完売だ………だと。
いや、確かに一回目じゃなく三回目上映だったけどさ、早すぎない?
あんたら、作品観てから買ったか⁉
憤ったが、それをどこにぶつけてよいやら分からず、怒りと後悔が入り混じったシオシオのぽいな感じで帰宅しましたとさ。
画像は映画.comより
おそまつさまでした。