えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

批評というよりも、それで思い出した事を書きます。そして妄想が暴走してポエムになります。

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

ストーリー
IMFのエージェント、イーサン・ハントに、新たなミッションが課される。それは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというものだった。しかし、そんなイーサンに、IMF所属以前の彼の過去を知るある男が迫り、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。今回のミッションはいかなる犠牲を払ってでも達成せねばならず、イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる。

スタッフ

監督クリストファー・マッカリー
製作トム・クルーズ クリストファー・マッカリー
製作総指揮デビッド・エリソン ダナ・ゴールドバーグ ドン・グレンジャー トミー・ゴームリー
原作ブルース・ゲラー
脚本クリストファー・マッカリー エリック・ジェンドレセン
撮影フレイザー・タガート
美術ゲイリー・フリーマン
衣装ジル・テイラー
編集エディ・ハミルトン
音楽ローン・バルフェ

2023年製作/164分/G/アメリ
原題:Mission: Impossible - Dead Reckoning Part One

映画.comより引用

 

今回はネタバレスレスレの褒め解説モード。

 

注意:今回は核心に迫る内容はありませんが、純粋に楽しみたい方には読まないことをお勧めいたします。

 

今回の敵は何とAI!

 

ならば、数々の同ジャンルについて多く語ってきた自称AI映画作品ブロガーである自分が書くしかないじゃないか。

 

 

ハイ、これでページ数を担いだぞっと。

 

でも本作のラスボスである〈それ〉はチョイとリアリティが足りない。ただの学習型AIで全世界のインテリジェンスセキュリティを突破・解除してネットを支配できたり世界中の重要人物の行動を予測するなんてあり得ない。

 

アリエナイ(強調)

 

まあ、本作の〈それ〉は量子コンピューターって設定なのだろう。従来のコンピューターは計算を逐次で行うが、量子なら並列で計算できるので、各組織情報を支配しつつ重要人物の行動を予測したりはできるだろう。

 

これが、ネタにマジレスってやつです。

 

だってさぁ本作のラスボスのAIは、トムクルことハントにアクションをさせるための道具立てにすぎないから。

 

この題材と現在ハリウッドで行われているAI利用による映画製作に対する全米映画俳優協会のストライキとは単なる偶然に過ぎないのだろう。

 

月刊少女野崎くん

現実はそんなもん。

 

-- まあ、トムのCGに対する意地は確かにあるかも。

 

という訳じゃなくて最初から本作はトムクルのアクションを楽しむのが本筋。ドラマとか考察なんかは辞め!止め!

 

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE(画像は映画.com)

ただ、ちょっとだけ感じたことを書いておくと、今回はヘンリー・アトウェル演じる知らずに巨大な陰謀に巻き込まれた小悪党グレースを設定したことで、本作はよりスラップスティックの色が濃くなっている。特にローマのチェイスとクライマックスのアレ。

 

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE(画像は映画.com) 

取るか取られるかの緊張感よりも、ドーシテコーナッタ(^^ゞ感が強くなっている。

 

あるいはジャッキーアクション風。

 

ちなみに、それっぽいカットもあったりして。オマージュか?

 

ラッシュ・アワー

だから、面白い。というよりも楽しい。

 

超楽しい!

 

ドラマ、メッセージ。そんなもんどーでもいいです。

 

まあ、楽しかったので批判とかはないけども、あえて言えば……

 

ポスター画像

 

タイトル長え。

 

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

 

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの21文字より多い27文字。

 

今年最長!

 

劇場で鑑賞。

 

 

 

 

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