ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
ストーリー
規格外のパワーと不屈の心を兼ね備え、ヒーロー不在の惑星を守るため幅広く宇宙で活動していたキャプテン・マーベル。そんな彼女のある過去を憎み、復讐を企てる謎の敵が出現する。時を同じくして、キャプテン・マーベルと、まだ若い新世代ヒーローのミズ・マーベル、強大なパワーを覚醒させたばかりのモニカ・ランボーの3人が、それぞれのパワーを発動するとお互いが入れ替わってしまうという謎の現象が起こる。原因不明のこの現象に困惑するなか、地球には未曽有の危機が迫り、キャプテン・マーベルはミズ・マーベル、モニカ・ランボーと足並みのそろわないチームを結成することになるが……。
スタッフ
監督:ニア・ダコスタ
製作:ケビン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート ビクトリア・アロンソ メアリー・リバノス ジョナサン・シュワルツ マシュー・ジェンキンス
共同製作:デビッド・J・グラント
脚本:ニア・ダコスタ ミーガン・マクドネル エリッサ・カラシク
撮影:ショーン・ボビット
美術:カーラ・ブローワー
衣装:リンゼイ・ピュー
編集:カトリン・ヘッドストローム エバン・シフ
音楽:ローラ・カープマン
音楽監修:デイブ・ジョーダン
視覚効果監修:タラ・デマルコ
ビジュアル開発監修:アンディ・パーク2023年製作/105分/G/アメリカ
原題:The Marvels映画.comより引用
今回はネタバレスレスレの誉め紹介モード。
注意:今回は核心に迫る内容には言及していませんが、純粋に楽しみたい方には読まない事をお薦めします。
あまり乗る気がないので、サクっとやって終わらせたい。
いきなり私事から。本作を平日仕事帰りで観たのだけれども、上映開始5分前にチケットカウンターの座席予約を開いてみたら……誰もいない。
本気か。IMAX3Dをひとり占め!
面白くなってきたので、『ゴジラ-0.1』の予約状況を覗いてみたら、コチラは半分近くは埋まっている。
人気ねぇな。マーベルズ。
これがMCU疲れってやつなのか?
そんなに訳でど真ん中をGet。そして鑑賞。
ところで、本作は『キャプテン・マーベル』(2019)の続編だが、そのままではなくディズニープラスで配信中の『ミズ・マーベル』、『ワンダヴィジョン』、『シークレット・インベージョン』というドラマを観ていたら楽しめる……らしいが、「人は物語に反応するのではなく、ディテールに反応して感動する」を信奉している自分に言わせれば、よけいなお世話だコンチクショー!
どんなに物語の辻褄を合わせてもディテールが貧弱だったり、読み込んでも好みではなかったら、それだけだ。
つまらないモノはツマラン。
それでは本作はどうだったかというと……
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何だか、女子会を覗いている感じだった。
あるいは、マ◯ドナ◯ドで楽しく女学生達が会話している側で一人でコーヒーを啜っているオレことオジサンにそれとはなしにその賑やかさが聞こえてくる状況。
そして、たまたま目が合った女学生のひとりに「キモいオヤジ」となじられる様な視線が投げられる。
後半は単なる被害妄想だ。
楽しくやっていているのは分かるが、それにノレない、これが本心。
とまぁ、こんな感覚だったよ。
でも、これだけで終わりは味気ないので、これに似た作品をひとつ上げておきたい。
つまり、本作が気に入ったのなら、アノ作品も気に入る確率が高いし、逆もまた真なり!
それは……
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ズバリ、プリキュアシリーズだ!
プリキュアシリーズとは、「女の子だって暴れたい」をコンセプトに可愛さ可憐さよりも凛々しさカッコ良さ前面に押し出した女子児童をターゲットにしたアニメーションで、2004年からはじまってメンバーを変え今日まで続いている長寿番組。「暴れたい」がコンセプトなので、当然のことながら戦闘シーンも肉弾戦を主にしたアクション。
そして、プリキュア同士の交流と成長が描かれる。
つまり、本作と一緒。
そうゆう事だ!(←わからんとか言うな)
超どうでも良い余談だが、シリーズ最新作映画『映画プリキュアオールスターズF』を平日に観にいったら、オレの他に父娘づれが一組いて、父親がしきりに自分の方をチラリチラリと見るのよ。きっと「怪しいオヤジ」だと思われたのだろうな。
被害妄想その二。
そりゃ、中年男性がひとりでプリキュアを観たら怪しさ大爆発だが、オレはこのプリキュア映画が評判だったからソレを確かめるために来たのだ。(悲しい自己弁護)
今回は被害妄想以外はすべて実話。
じゃあ、これにて終了。
あ、追加でモフモフ好きと触手好きなら本作はきっと好きになるね。
劇場で鑑賞