ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[誤字修正][敬称略]
唐突ですが、最弱のアメリカ大統領ベスト3をします。
こちらもお願いします。
とりあえず最弱の理由は書きますが、あくまでも個人の感想なのはお断わりしておきます。
〇 『大統領の誘拐』
William Shatner 1980 The Kidnapping of the President
日本では劇場公開されずにテレビで先に公開されて後にビデオリリースされたカナダ映画。カナダで南米のテロリストに大統領を誘拐されたシークレット・サービスがテロリストを倒して爆弾と共にしている大統領を救出するストーリー。全体のもっさり感なので出来は想像してください。大統領ではなく映画が最弱だった落ちです。しかも誰も知らない。しかし、誰も知らなくてもスタトレファンなら知っている、何故なら主演がカーク船長ことウィリアム・シャトナーだから!
海流の変化により気象が大変動。北半球に氷河期が襲う世界と親子のストーリー。氷河期だから避難民としてアメリカ国民が南米メキシコ国境へと殺到するが、あまりの多さにメキシコ側が閉鎖、大統領が債務全額を免除する事によって国境を回復させる体たらく。しかも、大統領ものちに遭難で行方不明なってしまう。という、今さら観直したら色々と考え深げになる映画。監督はエメリッヒなのに、見所はVFXしかないのに……
〇『ニューヨーク1997』
Escape From New York - Trailer
「スネークだな?」「プリスキンといいな」「プリスキン」「スネークといいな」でおなじみのアウトロー。あの人気テレビゲーム『メタルギアソリッド』の原点のひとつでもある。断定する、この映画に出てくる大統領が最も最弱だ!ガタガタと怯えるは、形成逆転になったら傲慢になるわ(観たら分かる)もうなにから何まで最弱最低。そして自分の見立てでは恐らく当時の大統領だったロナルド・レーガンをモデルにして揶揄していたのはないかと。
発作的に書いたのはやっぱりアレの影響です。個人的には先行が分からないため日本のデフレ脱却が難しくなり、自分の給与が上がる見通しが分からなくなった事ですが、ポリティカル・コレクトネスに疲れてしまった人々を支持にした大統領が当選したことで、一報を知ったとき一瞬アメリカだけではなく世界が「歴史的な分岐点」に立ち会ったのではないのかとオーバー気味に思ってしまった事をここに書いておきます。