ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]
表に張ったのは。2019年一番のアホバカアニメ(褒めてます)映画『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』。今年のアニメベストには入っているかも?
自分がベスト10を選ぶ基準は演技でもドラマでもメッセージでもなくて、単純に「新しい風景を見せてくれた」映画だ。
そんな自分が選んだ、2019年ベスト10はこうなりました。
② 恐怖の報酬 オリジナル完全版
③ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
④ カツベン!
⑥ 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
⑦ ハンターキラー 潜航せよ
⑧ T-34レジェンド・オブ・ウォー
⑨ 宮本から君へ
⑩ ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち
以上が2019年の映画ベストになりました。
自分でも信じられないが、大好きな『ゴジラ』と『ロッキー』と『スターウォーズ』を10位内に入れなかった。何かもう色々と溢れ過ぎて、逆に面白い!と感情が定まらなかった。それでは選外からもれた11位から20位までの作品を。
〇 11位から20位まで
11位:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
日本のスターは、これでハリウッドのスターになったなあ。という感慨しかない。
12位:運び屋
イーストウッド爺さんによる喜劇。避けられないのなら、こんな老害になりましょう。
13位:移動都市 モータル・エンジン
間違った努力と工夫をしているのがアリアリだけどもガジェットは好き!
14位:クリード 炎の宿敵
『あしたのジョー』みたいに、終わったら真っ白になっちゃた。自分が。
15位:スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
これも、まだまだ感情が生乾きで、考えがまとまらない。
16位:アクアマン
内容は子供向けなのに、これだけ語り口が気持ちが良いと気分がいい(≧∇≦)b。
17位:クロール 凶暴領域
血みどろ動物パニックかと思いきや、何だかスポ根マンガなドラマでした。
18位:ジョン・ウィック:パラベラム
物語やドラマではなくて、ただアクションで舞踏をしたのが凄い。
19位:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
観終わった数日後に怒涛の如く感情が湧き上がる妙な体験をしました。
20位:ジェミニマン
内容もいわゆる「父もの」でツボだったが、やはりHFRの情報量で考えることしきり。
〇 ご贔屓枠(順不同)
ご贔屓枠とは文字通り自分だけのツボに効いた映画だ。だから、作品全体の出来とか他の評価なんて一切聞かないし考慮もしません。「自分だけが気持ちいい」と感じたのを今回は8作品で上げた。
ザ・フォーリナー
ジャッキーとキャンベルの相性の良さ。
スノー・ロワイアル
調べたら、凄いのが出たので戸惑う。
思えば、荒削りなんだけど、( ・∀・)イイ!!
ハロウィン
ホラーなのにほんわかしたのよ。本当に。
アップグレード
内容よりも、その後の妄想だけでgood!
もっと予算を入れて上げろや、◯元!
誰も褒めないので意地になっているが、面白いぞ!
ファーストマン
映画を観てゲロったのはこれがはじめてかも。
〇 珍品枠
「どう見たって失敗作だろ!」だが、どうしても気になって捨てられない映画の枠だ。偏愛枠ともいえる。今回は3作品!
ワイルド・ストーム
災害用特殊車両ドミネーター。その能力は不動のスパイク、強靭なワイヤー、そしてサンドイッチの保存!
大脱出2
こんな楽しくてシュールな映画を、この枠に入れないで、どーすんの!
大脱出3
大脱出2を入れたら、これを凌ぐコイツを入れないのは嘘だろ。ドラゴンブレス!!
2019年総括というより愚痴
観たのは127本。そして今年は『午前十時の映画祭』が最後だったので、これを機に古い映画を映画館で多く観た。ヴィスコンティ『べニスに死す』、ルネ・クレール『巴里祭』『リラの門』、アラン・レネ 『去年マリエンバートで』も。そのせいか新作を観る機会は少し減った。『ブレードランナー』と『恐怖の報酬』もその流れで選んだ。正直いって思い出補正もあるだろうが、新作より旧い作品に新しさを感じたのも確かだ。
本当なら観た分だけ感想を書くべきなのだろうが、正直に自分の感情をまとめて書くのは結構に大変で、週に一二回書くのが精いっぱいだし、胸に響く作品なんてそうそうある訳でもないので、こうなってしまう。
ちなみに今年は『ゴジラ』7回。『クリード』を5回観ても10内に入れる気分になれなかったし、他では傑作と呼ばれている作品でも寝落ちしたのも多くあった。その中で、どう観ても駄目作なのに寝落ちして見過したところがあると考えて2度見しても、ヤッパリ駄目作だったのもある。
あと、ネットなどで評判の作品を観ても、どうしてもそんな気分にならないのもあった。物語やドラマは破綻していないからワーストでもないが、演出が自分の感情を著しく害するモノを観て「金返せ!」と、いう気分に陥ったりもしたした。どうやら感性がオッサンからジジイへと変化しつつもあるらしい。
と、まぁ。今年の目標のラフどころか最近は週一も、怪しかったので、正直いって自分の体力と感性に限界を感じている。だから来年は分別よりも老害、またはラフどころかテキトーにシフトチェンジをするべきかどうか思考中だ。
それでは皆様方、良いお年を。